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名札を「漢字→ひらがな」 店舗に親しみを

2024/9/28

  • ひらがなで名字のみ表記された名札

JAあいち中央産直振興部は9月1日から同部に所属する全職員の名札の記載内容を、ひらがなの名字のみの記載に変更しました。職員と来店者や生産者との距離をより近づけることが目的です。

JAの産直店舗では、職員は生産者や来店者と交流することで地元農畜産物の魅力や食べ方、さらに双方の想いを“伝える”会話を重視しています。読みやすく親しみやすい名札にすることで、生産者や来店者が職員に気軽に声をかけやすくしました。職員個人を認識して地元農畜産物の魅力や食べ方などを得ることで、より産直店舗に親しみを感じてもらうとともに、職員個人のモチベーションアップにもつなげる狙いもあります。

店舗の職員からは「読み間違いが多かったけど、この名札になってから間違えられずに呼んでもらえてうれしかった」と好評で、「フルネームで確認するみたいに呼ばれると嫌だなと思っていたので、この名札に変わってうれしい」という意見もありました。

同部の都築雅幸部長は「産直店舗には地元農畜産物の魅力を伝える役割がある。生産者や来店者とより近しい関係になって、地元農畜産物を“好き”になってもらえるように自信をもってたくさん伝えてほしい」と話しました。