トピックスレポート
大粒ラッカセイ 市長賞に杉浦さん
2024/10/9
- 外観や大きさ、充実度などを確認する審査員
JAあいち中央高浜営農センターは10月9日、2024年度ジャンボラッカセイ品評会を高浜市本郷町の同センターで開きました。栽培技術や品質の向上、ブランド化の推進が目的で、今年で8回目。同市の生産者から38点の出品があり、最高位の高浜市長賞には、同市向山町の杉浦賴美さんが選ばれました。
JAの渥美純一代表理事組合長は「今年の猛暑で生産者は栽培に苦労したと思うが、徹底した栽培管理により質の良いジャンボラッカセイが出品されており、敬意と感謝を申し上げる。甲乙つけがたいが、厳正な審査をお願いしたい」と話しました。
品評会では、吉岡初浩高浜市長、愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課やJAの職員ら5人が外観や種実の大きさ、形、色、充実度を審査しました。同課の山科裕子専門員は「今年は夏の猛暑や8月下旬以降の長雨、虫害など栽培管理に苦労したと思うが、大きさ、形の良いものが数多く出品されている。特に受賞されたジャンボラッカセイは外観・種実ともに良く、生産者の栽培技術の高さを感じられる。一層のブランド化を目指し、県としても支援していく」と講評を交え話しました。
同市では、ジャンボラッカセイを特産にしようと、14年に栽培に関心のある生産者へ種を配布するなど支援。それを機に本格的に作付けが始まっています。