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花きの魅力 対面PR 年末年始向け売り込み強化

  • 安城市温室園芸組合

2024/10/10

  • 市場関係者と商談・情報交換する組合員ら

JAあいち中央安城市温室園芸組合は10月10日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で生産者と市場関係者らによる商談会「秋の見本市」を開きました。見本市には、20人の生産者がブースを設けてシンビジウムや和物、観葉植物などの秋から年末年始に向けた商品を展示。商品を見ながら商談につなげることを目的とし、毎年10月と3月の年2回、開いています。

全国から集まった市場担当者や園芸店仕入れ担当者約30人に管内産の商品をPRしました。市場担当者らは求める商品を探し、写真を撮りながら生産者と熱心に情報を交換しました。生産資材メーカー5社もブースを出店し、培養土や鉢、園芸資材などを同組合員に紹介しました。

同組合の石川唯也組合長は「生産者と市場やメーカーなど、それぞれが新しい商品の提案や今後の動向などの情報を交換することができた。今年も夏の酷暑で栽培に苦労しているが、市場が求めるものをしっかり把握していく。2024年問題や輸送コストなど流通分野とも協力していかないといけない。作り手と売り手、運送業者が三位一体とならないと厳しい状況にあるので、ビジネスパートナーとしてやっていきたい」と話しました。

同組合は43人が所属し、JA管内で花苗、鉢花、観葉植物、洋ラン、和物、切り花などの多種多様な花き類を栽培しています。それぞれ栽培している品目が異なるため個々での販売となりますが、PR活動や即売会などでは組織として一丸となり、消費者と直接交流できる活動を行っています。