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被災者へ寄せ植え 高校生有志が協力 生産者ら復興を後押し

2024/10/20

  • ボランティアの安城農林高校生(左)と一緒に花を植える参加者

10月19、20日、安城市赤松町の安城産業文化公園デンパークで能登輪島復興支援ボランティア活動が行われました。今年、地震、豪雨と災害により仮設住宅暮らしを余儀なくされている被災者に、同園に来場した多くの参加者によって植えられた花を贈ります。花に携わる3人によるグループ「花でつなぐ癒しPRJ」が、花で心の癒しや明日への希望を感じ、周囲とのコミュニケーションツールにしてもらいたいと企画しました。

当日は、安城農林高等学校や安城東高等学校「わじま・あんじょう友の会」の有志が、来場者へ参加を呼びかけたり、受付、花苗の植え付け補助を行ったりとボランティアとして協力。使った花苗は、寒さに強く長持ちするパンジーとビオラ。安城農林高等学校で同校生徒が育てました。来場者は1つのプランターに2つの花苗を植え、復興への願いや応援のメッセージを書いて添えました。参加は1プランター500円。

参加した来場者は「被災地を応援したいと思い参加した。大変だと思うが、花とメッセージが癒しにつながるとうれしい」と話しました。

PRJメンバーの山下直木さんは「多くの方が心を込めて丁寧に花を植え、心暖かいメッセージを書いてくれた。花と共にその想いも一緒に、大切に届けたい。心のこもった花で、現地の皆さんが少しでも心癒していただけたら」と話しました。
贈る花とメッセージは計900プランター分。22日に金沢大学の学生ボランティアを通して、輪島市と珠洲市の仮設住宅に配られます。