JAあいち中央

高浜市農用地利用改善組合は１０月２６日、高浜市向山町の体験農場と同市本郷町のＪＡあいち中央高浜営農センターで親子体験農場「収穫祭」を開きました。市民に農業に対する理解を深めてもらいたいと１０年以上前から開いており、７０組２４０人が参加しました。６月に参加者らがつる挿ししたサツマイモの収穫体験と地元食材の振る舞いが行われました。

参加者は同組合メンバーのサポートを受けながら、サツマイモを土の中から力いっぱい引き抜いたり、掘り起こしたりして収穫を楽しみ、「サツマイモがこんな風になっているのを初めて知った。たくさん採れて楽しかった」「数日おかないとおいしくないと教えてもらったので、ゆっくり調べていろいろな食べ方で楽しみたい」と話しました。収穫後は、愛知県農村生活アドバイザーらが地元の食材を使ったサツマイモ入りのカレーライス、同市が特産化を進めるジャンボラッカセイの塩ゆでなどを振る舞い、参加者は料理を満喫しました。

同組合の杉浦司組合長は「今の小さい子はなかなか土と触れる機会が少ないと思うし、野菜がどんなふうにできているか知らない子も多い。収穫体験で、楽しみながらいろいろな事を知って、農業への関心が高まってくれるとうれしい」と話しました。