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地域農業振興を5市長に要望

2024/10/30

  • 小池市長(中央)に要望書を手渡した渥美組合長(右)

JAあいち中央は10月21日、28日、29日、30日、JA管内5市(碧南市・刈谷市・安城市・高浜市・知立市)の市長に、地域農業の振興に関する要望書を提出しました。

農業をとりまく環境はいくつもの問題が複雑に絡み合い、農業者・組合員・JAだけでは地域農業の振興、農業環境の整備など農業者の要望に応えることが難しい状況にあります。そのため、JAでは毎年、農政対策協議会や地区農政対策委員会を通じて農業者・組合員及びJAの要望を集約し、行政に働きかける機会を設けています。この活動は、JA合併前の旧安城市農協時代から続けています。

2024年度の要望事項では、従来からの「優良農地の保全」や「農産物の再生産価格の確保」等の項目に加え、新たに喫緊の課題となった「地域計画の策定」や「カメムシ対策の強化」等に関する項目を追加した17~19項目を記載。21日には、碧南市松本町の碧南市役所で、JAの渥美組合長と原田孝司碧南地区担当理事が、小池友妃子市長に要望書を手渡しました。 渥美組合長は「少しでも農家のためになるように、市とJAが協力して行っていけるよう支援いただきたい」と話しました。小池市長は「農業が盛んである碧南市においては引き続き農家の皆さんを支援していく。碧南市だけでなく、愛知県、日本全体の地産地消を推進していきたいと考えている」と話しました。

JAでは、「未来へつなぐ「農業」と「地域」の持続的発展~創造的自己改革のさらなる進化~」をメインテーマに、第8次中期計画を実践しています。合わせて、農業振興ビジョン「豊かな農業の実現」を目指し、農業者の所得増大、生産基盤の維持・拡大、農を通じた地域連携と活性化を進めています。
28日に高浜市と知立市に、29日に安城市に、30日に刈谷市にJA役員と地区担当理事が出向き、市長に要望書を手渡しました。