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強盗想定し防犯訓練

2024/11/1

  • 犯人役の警察官に応対するJA職員

JAあいち中央金融部金融課は11月1日、安城市福釜町のJA安城西支店で、愛知県安城警察署の協力を得て、強盗を想定した総合防犯訓練を行いました。JAの支店長や窓口担当者ら約50人が参加しました。

金融機関を狙った強盗事件や特殊詐欺の発生に対して、職員の防犯意識の高揚と非常時における職員間の意思疎通の確認、強盗や振り込め詐欺などの犯罪に適切に対応するため、毎年行っています。

訓練では、強盗に扮した警察官が刃物を持って店内に侵入。窓口カウンター前で窓口職員に対して「金を出せ」と現金を要求して奪い逃走。職員が追跡して、逃走方向などを確認しました。その後は犯人の特徴や強盗の状況を整理し、通報手段を共有しました。

同部の鈴木智則部長は「一人一人自分の役割がある。訓練であっても自分がどういった行動をとればよいかはっきり分かっていないということがみられる。いつ何が起こるかわからない。日頃から防犯対策等しっかりしていただき、自分がやるべき行動について今一度話し合ってもらいたい」と話しました。

同署生活安全課の担当者は「金融機関を対象とした強盗事件は少なくなっているが、一度発生すると重大事件になる事がある。一番は発生させないこと。発生させないためには隙を見せないこと。お客さまに対するあいさつや声かけを徹底してほしい」と話しました。