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園児がバケツ稲調整

2024/11/6

  • JA職員(奥)のサポートで脱穀作業を体験する園児

JAあいち中央営農企画部営農企画課は11月6日、安城市箕輪町の安城市立みのわ保育園で、年長園児約20人を対象にバケツ稲の脱穀、籾摺り体験を行いました。同課では、管内の小学校や幼稚園、保育園などの子どもを対象に「バケツ稲つくり体験」に取り組んでいます。子どもたちが手軽に農業を体験でき、自ら農産物を育てることで、食べ物の大切さを感じてもらうことが目的です。

同課の職員が作業の目的やコツを丁寧に説明した後、事前に収穫した稲を手にした園児らは脱穀、籾摺りを行いました。牛乳パックを使った脱穀体験では、稲穂を中に入れ角に合わせた後、口を閉じて引っ張って籾と株を分けました。籾摺り体験では、籾をすり鉢に入れ硬いボールで力いっぱい押しつぶすように擦り込み、玄米の状態にしようと試みました。最後には、籾摺り機を稼働し、出てきた玄米に児童たちは大きな歓声を上げました。

園児らは「脱穀が楽しかった。上手にできた」「籾摺りが大変だった。なかなか皮がむけなかったけど、機械だとあっという間。白いお米が出てきたけど、なかには緑色のお米もあった」と楽しそうに話しました。

事務局を務める同課の石川司さんは「お米が食べられるようになるまで、どんな作業があるかを知ってほしい。お米づくりの体験と自分たちで作ったお米を食べることで、もっとお米が“好き”になってくれるとうれしい」と話しました。