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サラダたまねぎ 苗定植作業に汗

  • 碧南玉葱部会

2024/11/12

  • 苗を1本ずつ手作業で植えていくタマネギの定植作業

JAあいち中央管内の碧南市で特産「へきなんサラダたまねぎ」の定植作業が最盛期を迎えています。今年は9月の播種以降順調に生育。10月に入り気温の高い日が続いたことや雨が多かったことから、苗の徒長や害虫被害が見られましたが、栽培・防除管理を徹底し、育苗は概ね順調。定植作業は11月下旬まで行われ、出荷は3月中下旬から始まります。

同市は県内一のタマネギ産地。JA碧南玉葱部会は、131人が約84ヘクタールでタマネギを栽培。そのうち「へきなんサラダたまねぎ」は約27ヘクタール。辛味の少ない極早生の7品種を厳選して栽培・出荷しています。

部会の杉浦勇二副部会長は約1ヘクタールで「へきなんサラダたまねぎ」を栽培。畝に敷いてあるマルチに穴を開け、パートらが手で1本ずつ苗を植えていきます。杉浦さんは「気温の高い日が続き育苗に苦労した。定植した苗の活着、根量を増やしていくため、暖かいうちにしっかり潅水を行っていく。圃場の管理に気を配り、春先の出荷に備えていきたい」と話しました。