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良質出荷へ万全 カーネーション170万本めざす

  • 碧南カーネーション部会

2024/11/21

  • カーネーションを手に選別基準を確認する部会員ら

JAあいち中央碧南カーネーション部会は11月21日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で目ぞろえ会を開きました。部会員や県、JAら10人が参加。当日出荷されたカーネーションを手に取り、意見を交わしながら、花のボリュームや切り前、荷姿など選別基準を確認しました。来年5月下旬まで、中京市場を中心に計170万本の出荷を目指します。

今作は6月下旬の定植後から10月まで高温が続きましたが、換気や遮光など生産者の適切な管理により、出荷時期は例年並み。11月中旬以降の冷え込みにより品質は良好です。

部会の伊藤由市部会長は「寒くなってきて、量、品質ともに安定してきた。メイン品種を中心に、しっかり目をそろえて品質の良いカーネーションを出荷していきたい」と話しました。

JA営農部碧南園芸課の糟谷亮太朗さんは「定植から高温が続き、栽培が難しい環境だったが、適切な管理をしてもらい、品質の良いものが出てきている。これからも継続してほしい」と話しました。

部会は6人が約1.6ヘクタールで44品種のカーネーションを栽培。主に業務用としてピンク色が全体の約3割を占めます。