トピックスレポート
肥料袋使いダイコン栽培 支店まつりで表彰式
- 刈谷北部支店
2024/11/23
- 表彰を受けるやまぐちさん(左から3人目)
JAあいち中央刈谷北部支店は11月23日、刈谷市東境町の同支店で開かれた「第14回刈谷北部支店ふれあいまつり」で、「肥料袋で大根づくり」の表彰式を行いました。この地域は古くから、冬場のダイコン栽培や切り干し大根作りが盛んです。ダイコン作りを通して、地元農産物や農業に関心を持ってもらおうと、畑がなくても手軽にできる肥料袋を使ったダイコン作りに10年以上前から取り組み、JA職員が指導する食農教育として定着しています。
肥料袋を使ったダイコン栽培は、同支店管内にある4カ所の幼児園、小学校で行っています。子どもたちは、9月にJA職員に教わりながら培養土を入れた肥料袋の2ケ所にダイコンの種を5粒ずつまきました。水やりや間引きなどの世話をしながら、1袋で2本のダイコンを育ててきました。
園や学校別に、JA職員や支店運営委員長らが審査し、各3人を選定。まつり会場には、肥料袋で育てられた12人のダイコンがずらりと並びました。子ども連れなどの来場者は立派なダイコンを見て驚いていました。金賞には、富士松北幼児園のやまぐちほのかさんが輝きました。
神谷三郎支店運営委員長は「今年はダイコンを育てることが難しかったと思う。立派に育ててくれてありがたい」と話しました。