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碧南のトマト量、質とも良好

  • トマト部会

2024/11/27

  • ひとつひとつ丁寧にトマトを収穫する三島さん

JAあいち中央管内の碧南市でJAトマト部会のトマトの共選出荷が本格化しています。今作は、8月の定植以降も長引く酷暑の影響で生育遅れや割れが目立ち、例年より2週間程遅い出荷スタートとなりました。11月中旬から気温が下がってきたことで、収量が増えてきました。品質は良好です。

部会員の三島昴大さんは、同市内で約62アールのハウスでトマトを栽培。生育の具合や傷の有無、形などを確認しながら、ひとつひとつ丁寧に収穫しています。三島さんは「今年は猛暑の影響で小玉傾向にあるが、気温が下がり、大きさ、量、質ともに良くなっている。碧南のトマトは生でもおいしい。カプレーゼや火を入れて無水カレーなどアレンジして楽しんでほしい」と話しました。

収穫したトマトは、同市港本町のJA碧南営農センター内トマト選果場に持ち込まれ、人や機械による品質検査を経て箱詰め、出荷されます。

部会は土耕やロックウールでの栽培に取り組み、部会員8人が約4ヘクタールのハウスで栽培。来年7月上旬までに約440トンを県内外の市場に出荷する予定です。