トピックスレポート
食ロス減を楽しもう スタンプラリー企画
- 碧南青年会議所
2024/11/30
- 野菜のヘタでスタンプを押す参加者
一般社団法人碧南青年会議所は11月30日、碧南市江口町の碧南市農業活性化センターあおいパークで、「TABERU×IKASUスタンプラリー」を開き、地域の子どもたち約150人とその家族が参加しました。
同所は、碧南市をより良い街にするために、課題を見つけ、それらを解決するための活動を企画、実行しています。今回の活動のテーマは、「フードロスの削減」。碧南産の野菜の収穫体験や試食、染め物体験などを通じて、子どもたちに楽しみながら食の大切さを学んでもらうことを目的としました。
スタンプラリーでは、碧南市特産のブランドニンジン「へきなん美人」の収穫体験、碧南産の野菜を使った味噌汁の試食、野菜の端材を使った染め物体験、農産物に関する○×クイズの4つのイベントを実施。スタンプにも野菜のヘタなど捨ててしまう部分が使われ、子どもたちは、体験やクイズを楽しみながら、ニンジンやダイコンの葉の切り口などさまざまな形のスタンプを集めていきました。
活動を企画した同所の永井千春さんは「子どもたちは、野菜を食べるけれど、野菜に触れることは少ないと思う。野菜をただ食べるだけでなく、野菜に触れ、知って、体験して、思い出になれば、さらに食べ物を大切にしてもらえると思う。家でも自分で収穫した野菜を料理したり、捨ててしまう部分を使って遊んだりして楽しんでほしい」と話しました。