トピックスレポート
販路拡大へ市場と連携 ブランドニンジン 担当者と出荷会議
- 碧南人参部会
2024/12/2
市場担当者と意見を交わす山中部会長(左から2人目)
JAあいち中央碧南人参部会は12月2日、安城市御幸本町のJA本店で市場担当者らとの出荷会議を開きました。部会が栽培するブランドニンジン「へきなん美人」の今年度作の販売における協力体制を深めることが目的で、毎年出荷スタートに合わせてこの時期に開いています。部会員と市場担当者、JAあいち経済連、JAあいち中央の役職員ら26人が参加しました。
会議では、部会から今年度作の作況と出荷計画を報告。市場担当者らからは、市場におけるニンジンの出荷、販売状況が伝えられました。現在、ニンジンは全国的に不作および小玉傾向にあり、例年より早めの出荷や正確な情報提供が求められました。
山中重信部会長は「今年度作は天候などの影響から例年に比べ、栽培が難しく、苦しい状況にある。『へきなん美人』のブランド評価を落とさないためにも、選別をしっかりと行い品質の良いものを出していく」と話しました。
碧南市は全国有数のニンジン産地で、部会では109人が約110ヘクタールで栽培。出荷は11月15日から始まっており、3月上旬まで約7000トンの出荷を目指します。