トピックスレポート
女性組織が健康法学ぶ
2024/12/5
講演する石原さん(奥)
JAあいち中央の女性組織イキイキレディースは12月5日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で女性学校を開き、同組織の会員178人が参加しました。医師の石原新菜さんが講師を務め、「誰でもかんたん健康法」をテーマに、身体の冷えによる血流の滞りが不調の原因になりうると説き、基礎体温を上げる行動を「温活」と称し、紹介しました。ユーモアある話し方で参加者の興味を引きながら、腹巻を巻く、お風呂に入る、ショウガや味噌など冷えを改善する食材をとるなど日常生活で意識すべき行動を伝えました。
石原さんは「病気ではないが身体のどこかに不調があり、健康ではない状態『未病』に気づくことが健康への第一歩。近年は生活の中で筋肉を使う習慣が減り、血流が悪くなっている人が多い。健康に過ごすために運動習慣や食生活を見直して身体の冷えを改善してほしい」と話しました。
会員からは「笑いがある楽しい講演だった。冷え性であるため、生活に取り入れていきたい」「基礎体温の大切さを初めて知った。今よりも1度上げられるよう、食材に目を向けて生活したい」などといった感想が寄せられました。
イキイキレディースの齊藤三千代会長は「冷え性を改善する食材はショウガや味噌など身近にあるものばかり。改めて食生活を意識したい。若い方は湯船に浸かる習慣がなくなっていると聞く。若いうちから体温を高く維持するためにも、湯船に浸かり、身体を温めるよう心がけてほしい」と話しました。