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イチゴ需要期応える 販売1億円へ24万パックめざす

  • いちご部会

2024/12/9

  • 出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央管内の安城市で、イチゴの出荷が本格化しています。出荷は「紅ほっぺ」が11月25日から始まっており、「ゆめのか」が12月中旬から始まります。現在、日量500パック(1パック250グラム)を出荷します。愛知県農業総合試験場とJAあいち経済連が共同で開発した愛知県オリジナル品種「愛きらり」も昨年から一部出荷しています。来年5月末までに中京市場を中心に24万パック(約60トン)を出荷し、販売高1億円を目指します。

JAあいち中央いちご部会は12月9日、安城市赤松町のJA総合センター内多目的総合集出荷場で「紅ほっぺ」と「愛きらり」の目ぞろえ会を開きました。部会員や県、市場担当者、選果検査員ら約20人が参加。サンプルで着色や果形、パックへの詰め方など出荷規格を確認しました。部会の三浦一仁部会長は「これから本格的に始まってくる。しっかり目のそろったイチゴを出荷していく」と話しました。

今作は、7~9月の育苗期にかけて記録的な高温が続き難しい栽培環境が続き、例年より少し遅い10月上旬に定植。例年に比べ7日ほど遅い出荷開始となりましたが、生産者の適切な管理作業で品質は良好。部会事務局を務めるJA営農部園芸課の伊藤颯さんは「目ぞろえの指導と検査をしっかりと行い、あいち中央産イチゴの品質の高さと信頼を守っていきたい」と話しました。

部会は11人が約1.8ヘクタールで栽培。品種構成は「紅ほっぺ」が6割、「ゆめのか」が3割、「愛きらり」が1割。12月中下旬を最盛期に来年5月まで出荷します。JA農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」でも取り扱います。