トピックスレポート
園児のイラストを地元産米袋に採用
2024/12/20
- 「どじょうの育み米」をPRする年長園児と加藤代表
JAあいち中央は2023年度から、安城市榎前町の安城市立えのきこども園年長園児の描いたイラストを採用したパッケージデザインの「どじょうの育み米」白米3キロ袋を販売しています。園児やその家族に地元で栽培された“安全・安心”なお米に関心を持ってもらい、“好き”になってもらうことが目的です。
24年産米のパッケージには、24年度の年長園児が描いたイラストを採用。水路と水田を結んだ魚道(水田魚道)で夏に観察した生き物と、秋に収穫したお米を食べられる嬉しそうな様子が描かれています。
「どじょうの育み米」は、同町の榎前環境保全会が栽培しています。水田魚道でドジョウやタニシ・フナ・ウナギなど、多種多様な生き物の住処として繁殖しやすい環境を作り、たくさんの生き物が生息できる安全な水田から穫れたお米ということから名付けられました。品種は、園児らが生き物観察や米づくりを体験した、同町の観察水田で穫れた「あいちのかおり」です。
12月20日には同園でお披露目会が開かれ、年長園児や同保全会の加藤辰雄代表、JAの担当者ら約25人が参加しました。加藤代表のあいさつの後、年長園児一人一人に「どじょうの育み米」が手渡され、園児たちは参加者らに嬉しそうに話していました。
加藤代表は「これからもこども園の皆さまと一緒に「どじょうの育み米」を育てていきたい。子どもたちが面白い絵、楽しい絵をこれからも描いていってほしい」と話しました。
同園年長組担任は「子どもたちは昨年の年長園児の姿を見ていたのでイメージできていたと思う。実際に生き物の姿かたちを見ながら描き、色々な発見もあった。このようなステキなパッケージにしていただき、子どもたちはとても貴重な体験ができたと思う」と話しました。
商品はJAのファーマーズマーケットでんまぁと安城北部・でんまぁと安城西部の2店舗で、2100円(税込)で販売しています。