JAあいち中央

ＪＡあいち中央安城東支店は１２月２１日、安城市大岡町の同支店で食農体験親子教室「安城東あおみっ子」第４回を開きました。同教室は全４回コースで、同支店管内の小学生とその保護者が対象。地域の子どもたちに農業や食べ物の大切さを伝えるとともに、親世代にも農業やＪＡの事業・活動に関心を持ってもらうことが目的です。

この日は「しめ縄づくり＆食育キッチン」をテーマに行われ、９組２８人の親子らがしめ縄づくりと餅つきを体験しました。材料には、支店管内の同市新田町で刈り取られたわらと収穫されたもち米が使われ、参加者は、地元の農業を身近に感じながら、正月行事を楽しみました。

しめ縄づくりでは、支店のがやがやワクワク会のメンバー６人が講師を務めました。参加者は、縄の編み方などを教わりながら親子らで協力してしめ縄を作りました。餅つきでは、参加者が定植、収穫したサツマイモを使ったサツマイモ餡を餅の味付け用にメンバーが用意し、参加者に自ら育てて収穫して食べる喜びを伝えました。

同会のリーダーを務める平岩道子さんは「子どものときの体験は、大人になったときの関心につながると思う。これからも子どもたちに地元の農業や農業に関する伝統を、体験を通じて伝えていきたい」と話しました。