JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

子ども食堂でおにぎり作り

2024/12/23

  • 地元の野菜を使った料理を皿に盛りつける参加者

高浜市の子ども食堂「ベジライフ」とJAあいち中央吉浜支店は12月23日、高浜市本郷町のJA高取支店2階で「おにぎり料理教室」第2弾を開きました。地域の子どもたちに食事を提供するとともに、子ども自身が調理に参加することで食の大切さを知ってもらいたいと企画しました。子ども35人を含む約60人が訪れ、前回の約4.5倍の参加者に会場は席が足りなくなるほどの人気ぶりでした。

「ベジライフ」は2023年度に同市主催で活動を始めました。24年度から自主的に活動するため、JA吉浜支店と共催。食事の提供に加え、地産地消、食の大切さを知る機会にするため、地元食材の紹介や調理体験を取り入れました。子どもの食事を用意する保護者の手助けになるのではと、第1弾と第2弾は小中学校が半日で終わる終業式に開きました。

この日、食材に使われた野菜は、「ベジライフ」メンバーやメンバーとJA吉浜支店の声かけで集まった地元農家から寄付されました。メンバーは、キャベツと豚肉の蒸し煮や豚汁など9種類のおかずを用意。参加者は、好きなおかずを選ぶとともに地元産の新米「あいちのかおり」の炊きたてご飯をおにぎりにしたり、クレープを作ったりして、みんなで食事を楽しみました。参加者は「いつもより野菜をいっぱい食べた。美味しかったし、友だちと一緒で楽しい」「子どもと一緒におにぎりを作ったり、遊びもあったりして、楽しそうだと思って参加した。次回もぜひ来たい」と話しました。

「ベジライフ」代表の毛受洋恵さんは「寄付してもらった野菜だけを使って調理した。協力してくれた農家に感謝する。家族や友だちと一緒に、料理を選んだり、おにぎりを作ったりして、食事を楽しんでほしい。地元の野菜を知って、味わって、地産地消の意識づけもできたらと思う。子どもたちの笑顔を見られて私たちもうれしい」と話しました。

  • 確定申告特集