トピックスレポート
ポンプ運用訓練実施
2024/12/24
- 消防ポンプ運用訓練を行う自衛消防隊員
JAあいち中央自衛消防隊は12月24日、安城市赤松町のJA総合センターで、2024年度安城市防火危険物安全協会自衛消防隊ポンプ運用訓練を行いました。
同隊は、センター内の各部署職員から選抜された11人が隊員となり、定期的に訓練を行っています。この日は9人がチームとなって日頃の訓練の成果を披露しました。JA営農部農畜産課の日坂龍法さんの指揮で、隊員らは声を出しながらそれぞれの役割を果たし、放水しました。訓練終了後には、衣浦東部広域連合消防局安城消防署の署員から「強風の中、日頃の訓練が十分生かされていた。特にポンプ周りの安全確認や放水姿勢がしっかりできていた。火災予防や消防設備の維持管理にも努めてほしい。いざというときには力を発揮して、被害を最小限に食い止めていただきたい」と講評がありました。
同隊隊長で安城営農センターの岩﨑久彦センター長は「長く隊員を務める人を中心に業務後、定期的に行ってきた訓練の成果を発揮できたと思う。これまで有事がなく出動したことはないが、万が一のときにはしっかりと対処できるよう、訓練を続けていく」と話しました。
この訓練は、自衛消防隊として隊長の指揮の下、隊員の消防技術の維持向上を図り、防火対象物等の自衛意識の高揚とその使命の完遂を期することが目的。同市で自衛消防隊を備える企業・団体が、ポンプ操法を基本とした実情に合わせた実践的な放水訓練を行っています。