JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

地元特産召し上がれ 「へきなん美人」活用 わらび餅にピューレ

  • 名古屋文理栄養士専門学校

2025/1/8

  • ピューレを使った料理の試作を提供する学生(右2人)

名古屋文理栄養士専門学校と碧南市は1月8日、同市江口町の農業活性化センターあおいパークで「へきなん美人ピューレの活用提案会」を開きました。同市のブランドニンジン「へきなん美人」を生産するJAあいち中央碧南人参部会やJA、市内の関係企業や飲食店、県・市の関係者ら22人が参加しました。

同校では独自の授業「食育指導」で、2年生が地域の特産物への理解を深める活動を行っています。2022年度に「へきなん美人」に着目し、ピューレを開発しました。以降、前年度の活動を引き継ぎ、23年度は生産者らとの交流を通して「へきなん美人」の理解を深め、開発されたピューレを発表。24年度は、ピューレの利用可能性をPRして商品化につなげることを目的に活動してきました。提案会では、学生3人が4月からの活動報告とピューレのメリットや課題を発表するとともに、ピューレを使った加工品の提案と試食の提供を行いました。

「へきなん美人」は甘みが強く、ニンジン臭さの少ないニンジンで、ピューレは色味・風味をキープしたまま長期間保存できることが特長。試食では、「パイ」や「キーマカレー」「わらび餅」に入れて提供しました。

発表した学生は「ピューレは使いやすいので、料理の幅が広がる。提案したことが商品化につながるとうれしい」と話しました。
山中重信部会長は「クセがないので、いろいろな料理に使いやすそう。『へきなん美人』は冬にしか食べられないが、ピューレが商品化されれば、年中味わえるので良い考えだと思う」と話しました。

  • 確定申告特集