トピックスレポート
梨品質改善で表彰 最高位に渡邉さん
- 梨生産部会
2025/1/14
表彰を受ける渡邉さん(左)
JAあいち中央梨生産部会は1月14日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で2024年度通常総会を開きました。同部会員や県、市、市場関係者ら約60人が出席。25年度事業計画や予算、役員選出など3議案を承認しました。
24年度梨品質改善共進会表彰では、出荷実績や収量、共撰出荷への貢献度などを総合的に審査し、優秀な成績を収めた6人と1支部を表彰しました。最高位の愛知県知事賞には、安城市小川町の渡邉俊郎さんが輝きました。県西三河農林水産事務所農業改良普及課の山口千明専門員は「今作はカメムシの被害や夏の高温・乾燥による生理障害など、栽培に苦労されたと思う。生理障害対策は決め手がなく、難しいところではあるが、協力して探っていきたい」と話しました。
新役員を代表して加藤浩部会長は「安城梨は先人の努力によってブランド化された。品質第一にした生産・管理を行うため、目ぞろえ会や栽培指導会などを大事にした活動を目指す。諸先輩方がいるなか、経験・知識はまだまだだが、皆さんの力をお借りしたい」とあいさつしました。
部会は78人が約34ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種をリレー栽培します。24年度の総出荷量は約107トン(前年比76%)、総販売金額は約6312万円(前年比72%)でした。
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