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特産ニンジンで小学生に講習会

  • 碧南市地産地消推進協議会

2025/1/23

  • 児童に「へきなん美人」を使った料理を取り分ける杉浦さん

地元農畜産物の地産地消に取り組む碧南市地産地消推進協議会は1月23日、碧南市浜田町の碧南市立大浜小学校でニンジン講習会を開き、同校3年生約100人が受講しました。同協議会では、同市特産ニンジン「へきなん美人」について関心を深めるため、希望する市内小学校の3年生を対象に、「へきなん美人」をテーマにした講習会を開いています。今年度は同市内にある7つの小学校で行う予定です。

講習会では、「農村輝きネット・あいち 前浜ひまわり」の杉浦千秋さんと金原裕美さんが講師を務め、ニンジンゼリー作りをデモンストレーションしました。「農村輝きネット・あいち 前浜ひまわり」は、農家女性で構成する組織。ライフスタイルの変化や価値観が多様化する中で農業経営や農家生活の充実を図り、ゆとりある生活をめざして知識や技術を身につけ、グループの実践力を高めて地域への波及を図っています。杉浦さんと金原さんは、食育の大切さや伝統料理等を伝える「輝きネット・あいちの技人」に認定されています。

児童は、ニンジン栽培を紹介するDVDやクイズなどで学んだあと、ニンジンゼリーやニンジン生搾りジュース、サラダなどを試食しました。試食した児童は「料理がとてもおいしかった」「ニンジンはあまり好きではなかったけど、このニンジンは食べられて好きになった」などと話していました。

同市内にある7つの小学校では、3年生の社会科の授業で地元の特産品であるニンジンについて学んでいます。同協議会の取り組みは、学校の教科書や副読本で学ぶだけではなく、児童が本物のニンジンに触れ、自ら調理することにより、ニンジンへの理解をさらに深めていくことを目的として、2008年から始まりました。21年からは講師が調理の見本を見せながら講義を進める「デモンストレーション講座」として開いています。

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