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親子で郷土料理を堪能 食農教育の一環

  • まいマイ知立(ともだち)っ子club

2025/3/1

  • 木型に型押しした「おこしもん」の生地を並べる参加者

JAあいち中央知立ブロックは3月1日、知立市新池のJA知立支店で同ブロック(知立支店、知立西支店、知立東支店)管内の子どもを対象に親子参加型食農活動「まいマイ知立(ともだち)っ子club」第5回「ひな祭り」を開きました。同活動は、安全・安心な農畜産物を食べること、その食べ物を生産する農業・農地の大切さを親子や友達とともに楽しく学ぶことを目的に年5回催しています。

この日は、管内の親子6組18人が参加し、愛知県の郷土料理「おこしもん」と「箱寿司」を作りました。同ブロックの女性組織「きらら知立」のメンバー6人が講師を務め、調理指導などを行いました。参加者は米粉に熱湯を加えながらこねて生地を作り、同メンバーが持ち寄った様々な絵柄の木型にビニールを被せて、色粉(ピンク・緑・黄色)を練り込んだ生地とともに型押しし、蒸して「おこしもん」を完成させました。「箱寿司」は牛乳パックを活用し、酢飯や具材を層にして入れ、上からギュッと押して完成させました。

同組織代表の加藤美智子さんは「今は何でも買えて、郷土料理も家庭で作らなくなってきた。自分で作って食べることで、記憶に刻まれると思う。友だちや大人になってからは自分の子どもたちに教えて、生まれ育った地域の料理を伝え続けてほしい」と話しました。

参加した親子は「おこしもんは幼稚園でも作ったけど、生地をこねるところからは初めて。難しかったけど、楽しかった」「型通りに形が出なかったり、思った通りに色が出なかったりしたけど、可愛くできて良かった」「箱寿司は特別な道具がなくてもできるので、家でもやってみる」と笑顔で話しました。

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