トピックスレポート
イチジク作り育成 産地維持、拡大へ 苗植え付け講習
- いちじくスクール
2025/3/14
中村室長(前左)から苗木の植え付け方を教わるスクール生ら
JAあいち中央営農部園芸課産地対策室は3月14日、安城市福釜町のJA安城西支店とイチジク生産者を育成する「いちじくスクール」圃場で苗木の植え付け講習会を開きました。新たに入校する9期生4人や8期生3人、県、JAあいち経済連、JA職員など11人が参加しました。
県西三河農林水産事務所農業改良普及課の山口千明専門員ら講師は3月の管理作業や苗木の定植方法などを説明。同室の中村大輔室長と植え付け方法を指導しました。22アールの圃場に「桝井ドーフィン」の苗木7本を植えました。
中村室長は「苗の植え方で今後の育ちが決まるので、ポイントを押さえて植えてほしい。イチジク農家としてひとり立ちできるよう、講義や実習などを通してサポートしていく」と話しました。
JAは2017年度から、イチジク産地の維持・拡大を目指し、新規就農者として販売農家を目指す人を支援するため、スクールを開校しています。