トピックスレポート
クルクマ定植順調 25品種栽培
- 碧南クルクマ部会
2025/3/21
一つ一つ手作業でクルクマの球根を定植していく林口部会長
JAあいち中央管内の碧南市で、クルクマの定植作業が順調に行われています。JA碧南クルクマ部会では7人が約1ヘクタールのハウスで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に、緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など約25品種を栽培します。「シャローム」が栽培品種の半分ほどを占めます。
クルクマは東南アジア原産のショウガ科の植物。暑さに強く、ハスの花に似ていることから、主に仏花として用いられるため、新盆、旧盆の需要に合わせて栽培されています。部会では6月中旬から10月下旬まで、全国に約35万本の出荷を計画しています。
林口英志部会長は、碧南市亀穴町のハウス約13アールで主力品種の「シャローム」など8品種を作付けします。3月21日には、肥料を施し整地した圃場に、1畝に4列、約24センチ幅で、冬の間に養成したクルクマの球根を定植していきました。定植作業は3月下旬まで行われ、その後は8月中旬の需要ピーク期に向けて灌水・温度管理などを進めていきます。
林口部会長は「日差し、水、温度管理などをしっかりと行い、東南アジアの気候に合わせた環境を作ることが大切。今年も共選規格に準じた品質の良いクルクマを作りたい」と話しました。
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