トピックスレポート
ミニ耕運機を整備 安心して長く使用
- 農機センター
2025/3/22
組合員からミニ耕運機の不具合などを確認するJA職員(右)
JAあいち中央営農部農機センターは3月21、22日、刈谷市東境町のJA旧刈谷北部ライスセンターでミニ耕運機持ち込み整備会を開きました。
同町を含む刈谷市北部地区は、ミニ耕運機の所有者が多い地区です。整備会は、組合員の利便性を図り、組合員が所有するミニ耕運機の持ちの向上、若手職員と組合員の対話機会の創出、若手職員の整備技術の向上が目的。2024年6月に同市南部地区で1回目が開かれ、今回は地域を変えて2回目の開催です。農機センター職員から、夏野菜の作業が本格的に始まりミニ耕運機の使用頻度が増える前に開くことが提案され、この時期での開催となりました。
整備会では、2日間で組合員16人から20台のミニ耕運機が持ち込まれました。農機センター職員は、持ち込まれたミニ耕運機の不具合などを所有者と確認。エンジンオイルの確認・交換やエアークリーナの掃除・交換など5つの点検項目の他、必要性に応じて修理を行っていきました。 利用した組合員は「使い勝手がいいので長く使いたいと思っている。点検・修理してもらったから安心して使える。農業は天候都合だから、本格的に作業が始まる少し前にやってくれたのはありがたいし、今後も開いてほしい」と話しました。
農機センターの平松稔章センター長は「整備会では、点検だけでなく、農機に関する相談を受けたり提案をしたりして、組合員とコミュニケーションをたくさんとってほしい。ミニ耕運機は使い慣れたものを大事に使う人が多い。安全作業も提案して、ケガなく安心して農業を楽しんでほしい」と話しました。