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早生カリモリ 出荷基準確認

  • カブ・かりもり部会

2024/4/11

  • サンプルを見て出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央カブ・かりもり部会は4月11日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で、早生カリモリの目ぞろえ会を開きました。部会員や市場関係者ら6人が参加しました。サンプルを手に取り、形や傷、色などの出荷基準、今後の出荷予定や出荷方法を確認しました。

早生カリモリは「あいちの伝統野菜」の一つです。奈良漬の原料となる他、しょうゆ漬けやみそ漬けなど主に漬物で食べます。今年は2月の定植以降、気温の低い日が多かったことや日照不足などの影響から、生育は例年に比べ二週間程度遅れているが病害虫などはなく、品質は概ね良好です。

部会担当者は「今後気温が上がり、需要が増加する5月以降は出荷量が増えてくると見込んでいる」と話しました。

部会は、2人が37アールのハウスで早生カリモリを栽培しています。今年の出荷は4月1日から始まり、5月中旬から6月下旬をピークに7月下旬まで続きます。JAを通じて、県内市場や京都の漬物加工業者に流通。総出荷量は約36トンを目指します。