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イチジク本格化へ 良質めざし目ぞろえ

  • いちじく部会

2024/4/16

  • 市場担当者と出荷規格を確認する部会員ら

西三河地域のイチジク生産者でつくる西三河いちじく部会は4月16日、安城市赤松町のJAあいち中央総合センターで、ハウスイチジクの目ぞろえ会を開きました。2024年度の出荷予定や、色や割れ、形など出荷規格を確認しました。本格出荷は5月下旬からになる見通しで、8月上旬までに約65トンを見込みます。この時期のハウスイチジクは主に贈答用として、関東や中京市場へ出荷します。

目ぞろえ会にはJAあいち中央やJA西三河、JAあいち三河管内の生産者、集出荷場の検査員、県、JAあいち経済連、市場関係者ら35人が参加しました。 今作は萌芽時期の加温不足と3月の気温上昇が鈍ったことで生育は昨年より1週間ほど遅いが平年並み。病害虫などの被害もなく品質も良好。共計出荷は3月25日から始まっており、予保冷出荷、連日集荷は9日から始まりました。

同部会の竹内直人部会長は「4月に入って気温が上がってきたので、ハウスイチジクも順に色んでいくと思われる。今日の目ぞろえを頭の中にしっかりと入れて、規格をそろえ品質の良いイチジクを出荷していただきたい」と話しました。

市場担当者は「3月中下旬の冷え込みの影響で出荷スタートは平年並みだが、量が増えてくるのは平年より遅いと予想している。しっかりと目をそろえていただき、販売側もしっかりと売り場を作っていきたい」と話しました。