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シャーベットで食べて 今年もおいしく ハウスイチジク本格化

  • いちじく部会

2024/5/9

  • イチジクのハトメの割れ具合を見ながら収穫する菱田さん

JAあいち中央管内の安城、碧南、刈谷の3市で、加温ハウス栽培のハウスイチジクの収穫が本格的に始まりました。愛知県はトップクラスの出荷量を誇り、JAは県内一の産地です。JAいちじく部会では部会員137人のうち、17人がハウス約3ヘクタールで栽培しています。

3月下旬から8月上旬にかけて、約65トンの出荷を見込んでいます。関東を中心に名古屋や岐阜、北陸の市場へ出荷。今作は萌芽時期の加温不足と3月の気温上昇が鈍かったことで生育は昨年より1週間程遅いですが、平年並み。品質・着色はともに良好です。

安城市新田町にある約40アールのハウスで栽培する部会の菱田賢大さんは、早朝から収穫作業を行っています。イチジクは皮が薄く、傷つきやすいため、注意を払いながら、色づきやハトメの割れを確認して丁寧に収穫します。

菱田さんは「例年通りおいしいイチジクができている。冷蔵庫で冷やして生で食べてほしい。これから暑くなってくるので冷凍庫で冷やしてシャーベット状にして食べるのもおすすめ」と話しました。

ハウスイチジクの収穫最盛期は、無加温ハウス栽培のハウスイチジクが加わる6月中旬となる見込みです。