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小玉スイカ本格化 着果良く甘み十分

  • 刈谷露地園芸部会「SKI」

2024/6/13

  • 小玉スイカを収穫する川上さん

JAあいち中央管内の刈谷市北部地区で、特産の小玉スイカの出荷が本格化しています。JA刈谷露地園芸部会のグループ「SKI」は、7月上旬まで県内を中心に1万2000玉の出荷を予定しています。今年は3月の定植以降、気温が低くツルの伸びに影響があったものの、その後の気温上昇により着果良好で病害虫の被害も少なく、順調に生育。甘み充分の小玉スイカとなっています。

品種は「おおとり2号」。果肉は鮮やかな黄色で甘味が強く、皮が薄いのが特徴です。重さは2.5~3キログラムで、直径は20センチメートルほどと小ぶり。中京市場を通じて大手量販店に流通する他、JAの産直センター刈谷北部などで販売されます。

同グループの川上充士さんは約50アールで小玉スイカを栽培します。早朝から収穫し、1玉ずつ丁寧に拭いた後、大きさや形を見ながら選別し、箱詰めします。川上さんは「生産者はみんな頑張って作っているので、甘みには自信がある。切らずにそのまま冷蔵庫に入るサイズ感で、食べる2~3時間前に冷やして食べてほしい」と話しました。