JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

葉ショウガ良質収穫スタート/碧南しょうが・しそ部会

2024/7/10

  • 葉ショウガを収穫する山田さん

JAあいち中央管内の碧南市で、葉ショウガの収穫が始まりました。葉ショウガは、新ショウガが育ち始めてから、ある程度の大きさになったときに葉を付けたまま出荷します。同市は県内有数の葉ショウガの産地。碧南特有の砂地での栽培により、地下に伸びるストレスが少なく、みずみずしくて柔らかくぴりっとした辛味があり、爽やかな香りが特徴で、夏の食材として人気があります。

今年は4月上旬の伏せこみ後に低温が続き、生育の遅れが心配されましたが、その後は気温が上がり十分な日照と適度な雨もあったことから順調に生育。葉の状態や根の形状、色なども良好で、柔らかくてぴりっとした辛みのある良質な葉ショウガが育っています。 JA碧南しょうが・しそ部会では、ハウスと露地合わせて約17アールで3人が葉ショウガを栽培。最盛期は7月下旬から8月中旬。9月上旬まで、中京、浜松の市場に約2.4トンの出荷を見込んでいます。JA農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」でも購入できます。

部会の山田光春さんは、ハウス・露地合わせて3アールで葉ショウガを栽培。早朝4時から収穫や選別作業を行っています。収穫作業は根茎が折れないよう、根元から丁寧に手で引き抜きます。収穫後はブラシ付きの機械で水洗いして乾き過ぎない程度に自然乾燥後、束ねて袋詰めし出荷します。山田さんは「柔らかくみずみずしい葉ショウガは、夏に食欲を増進させてくれる。みそや甘酢などに付けて生で食べるのがお勧め。ぜひ、食べていただきたい」と話しました。