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栄養士の“卵”と交流 加工品商品化を前へ

  • 碧南人参部会

2024/9/6

  • 山中部会長(左)から播種機の説明を受ける学生ら

名古屋文理栄養士専門学校の学生ら4人は9月6日、碧南市特産のブランドニンジン「へきなん美人」の圃場を訪れ、最盛期を迎えている播種作業を見学しました。碧南人参部会の山中重信部会長は専用の機械で播種作業を実演し、碧南のニンジン栽培の歴史や作業の特徴などについて学生らの質問を受けながら説明しました。

同校では「食育指導」の授業で、地域の特産物への理解を深める活動・提案を行っています。2年前から碧南市特産のブランドニンジン「へきなん美人」に着目し、2022年度はピューレの開発、23年度は関係者に向けピューレを商品化につなげるための活動の成果発表会を行いました。24年度はピューレを広く一般的に商品化するための提案をしていく予定です。今回の見学は、栽培の様子を実際に見学することで「へきなん美人」への理解をさらに深めること、生産者と交流することで他品目の農産物にも着目して碧南の農業そのものを学ぶことが目的です。

同校栄養士科専任教員で管理栄養士の花﨑智惠美さんは「食育において人とのコミュニケーションは大切なことだと思っている。学生が直接現地に来て、畑や作業を見たり、話を聞いたりして、学ぶ機会をいただき感慨深い」と話しました。

山中部会長は「『へきなん美人』を使った加工品を作って『へきなん美人』をさらに広める提案を期待する。碧南では『へきなん美人』を筆頭に時期時期で様々な農産物が作られているので、見て、知って、学んだことを広めていってほしい」と話しました。 1月には、収穫作業を体験する予定です。