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キュウリ苗2160本 温度管理万全に

  • 胡瓜生産部会

2024/10/8

  • 丁寧にキュウリの苗を定植していく早川部会長

JAあいち中央胡瓜生産部会は9月下旬からキュウリ苗の定植作業をスタートさせています。定植は10月中旬までに行われ、同部会は11月上旬から翌年7月上旬までの約8ヵ月間、キュウリを収穫・出荷します。

10月8日、早川龍久部会長は安城市和泉町の約20アールのハウスでキュウリ苗の定植を行いました。8月の盆明けから改良剤、元肥などを入れて念入りに土づくりを行った畝に約45センチ間隔で苗を植えていきました。7日から9日にかけて2160本の苗を植えます。

早川部会長は「今年も部会員一同、病害虫防除や水・温度管理などをしっかり行い、安全・安心なキュウリを作っていく。みなさんには、地元の新鮮なキュウリを食べてほしい」と話しました。 営農部園芸課の磯貝嘉彦課長補佐は「地球温暖化の影響もあり、年々、定植期の気温が上昇し、育苗管理が難しく苦労している。これから出荷スタートまでの約1ヶ月間、大事に苗を育てて多くのキュウリを選果場に出荷してほしい」と話しました。

部会では50人が約13ヘクタールでキュウリをハウス栽培しています。JAあいち中央とJA西三河による広域共計組織である西三河冬春きゅうり部会として、ブランドキュウリ「三河みどり」を共同出荷。化学肥料・農薬を県のキュウリ栽培における慣行基準の半分以下で栽培した「減々キュウリ」、有機肥料栽培にこだわった「みどりの恋人」、表面が白っぽく粉をふいている様に見える昔ながらの「ブルームキュウリ」など、様々なキュウリを栽培しています。