トピックスレポート
間もなく本番 秋冬ダイコン 防除徹底実る
- 刈谷露地園芸部会
2024/10/31
- 出荷規格を確認する生産者ら
JAあいち中央刈谷露地園芸部会は10月31日、秋冬ダイコンの出荷を前に、刈谷市東境町のJA旧刈谷北部ライスセンターで目ぞろえ会を開きました。部会員や市場担当者ら8人が参加。同部会員が持ち寄ったサンプルを見ながら、切り残す葉の長さや曲がりなどの出荷規格を確認しました。
今年は播種作業を行った8月下旬以降も続いた猛暑の影響で、生育の遅れが心配されたが、出荷は例年並みの11月6日から始まります。害虫被害が多くみられたが防除管理を徹底し、品質は良好。主に県内市場へ12月下旬まで出荷し、約6千ケース(1ケース10キロ)の出荷を見込んでいます。
部会の野々山智部会長は「今年は栽培に苦労した年だが、みんな頑張っておいしいダイコンを作った。この地域のダイコンは味が濃いので、ダイコンの味がよくわかる『ふろふきダイコン』や甘みを感じられる『大根おろし』などにして味わってもらうことがおすすめ。たくさんの人に食べてほしい」と話しました。
同市北部地区は古くからダイコン栽培が盛んです。出荷予定の部会員6人が、同地区の丘陵地約80アールで「福味二号」を中心に栽培しています。
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