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規格を徹底し出荷スタート 冬春キュウリブランド強化

  • 胡瓜生産部会

2024/11/1

  • サンプルのキュウリを見て規格を確認する部会員ら

JAあいち中央胡瓜生産部会は11月1日、安城市赤松町のJA総合センター内管理棟で冬春キュウリの目ぞろえ会を開きました。部会員や県、JAあいち経済連、市場担当者ら41人が参加。出荷計画や販売方針、市場情勢、出荷規格などの説明を受けた後、サンプルを手に取り、太さや長さ、色、曲がりなど規格を確認しました。

部会は安城市や碧南市、刈谷市を中心に50人が約13へクタールのハウスで栽培します。機械選果による出荷は11月1日から始まり、来年3~4月をピークに7月中旬までを予定。主に中京市場に出荷し、出荷量3000トン、販売額10億円を目指します。

今年は、9月下旬~10月中旬の定植以降も気温の高い日が続いたことから、苗の成長や花の付き具合に影響があったものの、潅水など生産者による適時適切な作業管理により量は少ないものの順調なスタートが予想されます。出荷は例年より3~4日程度早まっています。
部会の早川龍久部会長は「今日から機械選果が始まった。今一度、規格を確認して出荷をお願いしたい」と話しました。

JA営農部園芸課の磯貝嘉彦課長補佐は「部会員全員で目ぞろえを行うことで出荷規格の統一と品質の均一化を図り、「三河みどり」のブランド力を強化していきたい」と話しました。
部会では、広域共計組織である西三河冬春きゅうり部会のブランド「三河みどり」や化学肥料・農薬を県のキュウリ栽培における慣行基準の半分以下で栽培した「減々キュウリ」、有機肥料栽培にこだわった「みどりの恋人」、表面が白っぽく粉をふいている様に見える昔ながらの「ブルームキュウリ」など、様々なキュウリを栽培しています。