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ニンジン出荷へ 栽培履歴を検証

  • 碧南人参部会

2024/11/7

  • ニンジンの栽培履歴を確認する杉浦さん(右)

JAあいち中央碧南人参部会は11月5日~7日の3日間、碧南市内2カ所のJA営農センターを窓口に、ニンジンの栽培履歴中間検証を行いました。11月中旬から出荷が始まるニンジンの栽培管理を検証するため、毎年この時期に行われています。

部会員は8月の播種から10月下旬までの栽培管理を記録した栽培履歴を持ち込みました。JA職員は、防除履歴や施肥記録が使用基準に則っているかを確認するほか、現在の生育状況なども確認しました。

部会事務局を務めるJA営農部碧南園芸課の杉浦純さんは「部会員は施肥や防除の使用基準を守り、栽培・記録している。部会としてもしっかり検証しているので、安全・安心なニンジンをお届けする。まもなく『へきなん美人』出荷が始まるので、楽しみに待っていてほしい」と話しました。

同市は県内一のニンジン産地です。部会は市南部地区を中心に111人が栽培。ニンジン独特の臭みが少なく甘味が強いのが特徴で、「へきなん美人」のブランド名で中京市場を中心に北陸や関西地方に出荷しています。