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刈谷のハクサイ出番 生育順調、4000ケース見込む

  • 刈谷露地園芸部会

2024/11/14

  • サンプルを見ながら出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央刈谷露地園芸部会は11月14日、ハクサイの出荷を前に、刈谷市東境町のJA旧刈谷北部ライスセンターで目ぞろえ会を開きました。部会員、市場関係者ら5人が参加。サンプルで形状や等階級、選別調整方法など出荷規格を確認しました。今年は定植作業が始まった9月以降、気温の高い日が続き、生育の遅れや虫くいなど害虫被害が見られましたが、栽培・防除管理を徹底し、概ね順調に生育。出荷開始は平年並みで11月20日から始まります。

セントライ青果の戸田勝さんは「例年より高めの単価で推移している。今後の天候によるが、順調に出てくるだろう。気温が高いと荷動きが悪くなり、冷え込んでくれば需要が高まってくる。品質・出荷の安定したものが評価されている。目ぞろえで品質基準に沿ったものを出荷いただきたい」と話しました。

同市北部地区は古くからハクサイ栽培が盛んです。出荷予定の部会員2人が、約70アールで栽培。12月中旬~下旬をピークに来年1月中旬まで、県内市場へ約4000ケース(1ケース15キロ)の出荷を見込んでいます。