トピックスレポート
「へきなん美人」市長に作況報告
- 碧南人参部会
2024/12/6
- 「へきなん美人」をPRする小池市長(中央)と山中部会長(左から2人目)ら関係者
JAあいち中央碧南人参部会は12月6日、碧南市松本町の碧南市役所を訪れました。山中重信部会長が小池友妃子市長に同市特産ニンジン「へきなん美人」2ケース(1ケース10キロ)を手渡し、冬ニンジンの出荷が始まったことや2024年産の生育状況などを報告しました。合わせてニンジンの生搾りジュースやディップソース、ニンジンのラペやゼリーを紹介しました。
表敬には、山中部会長のほか、部会員2人とJA役職員4人が訪問。24年産は8月の台風の影響で適期に播種ができなかったことに加えて、9月以降も高温や大雨が続き、発芽不良・生育遅延が散見され、害虫による葉の食害なども発生。一部の畑では種のまき直しを余儀なくされました。出荷は11月15日から始まっており、出荷量は少ないものの、例年並みのスタートとなっています。
山中部会長は「台風により適期に播種できなかったり、高温や大雨で生育が遅かったりした上、虫による食害が発生するなど栽培に影響が出たが、味や糖度は変わらず、おいしい。これから寒さで甘さが増し、さらにおいしくなる。しっかり収穫していくので、地域の皆さまにたくさん食べてほしい」と話しました。
碧南市は冬ニンジンの指定産地に認定されており、県内一の出荷量を誇ります。部会は109人が約110ヘクタールでニンジンを栽培。「へきなん美人」のブランド名で中京市場を中心に北陸や関西方面へ約7000トンの出荷を目指します。「へきなん美人」の出荷は1、2月をピークに2月下旬まで続きます。
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