あまくておいしいニンジン「へきなん美人」
JAあいち中央碧南人参部会が出荷するニンジンは「へきなん美人」という名前のとおり、姿・形がキレイ!とっても美人です。
鮮やかな紅色で、どれも形がそろってスーッと、絵にかいたように美しいのが特長。もちろん味もピカイチ。ニンジン独特の臭みが少なく、甘みがあります。
収穫時期は秋が深まる11月中旬から春先の3月上旬。きめが細かく、柔らかで、食感が良いので、サラダやジュースにして甘みを味わっていただくのがおススメ。冬の寒い季節は、さらにニンジンの甘みが増すので、煮物に使うと味わいが深まります。
● ニンジンを使った料理レシピ
ニンジンを使ったおいしい料理レシピをご紹介します。
● 生産部会の紹介
ニンジンの生産部会をご紹介します。
● 出荷までの流れ
ニンジンが出荷されるまでをご紹介します。
「へきなん美人」を使った地元のお店を紹介!
Restaurant&CaféK庵
愛知県碧南市浜寺町2-11
0566-45-5999
愛知の伝統を担う「へきなんにんじん」も人気
一方、日差しに温かさが感じられる3月に収穫される「へきなんにんじん(碧南鮮紅5寸人参)」は、「へきなん美人」の親ともいえる品種で、愛知の伝統野菜にもなっています。
ニンジンデータ
出荷量 | 約7,600トン |
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出荷時期 | へきなん美人:11月中旬~3月上旬 へきなんにんじん:2月下旬~3月中旬 |
おいしさの秘密は…
碧南産のニンジンのほとんどは、碧南市南部の海に近い砂地の畑で作られています。畑は足が沈むようなさらさらとした砂地。また、鮮やかな紅色を出すためには、ニンジンが伸びる時期に温度を下げすぎないことが重要です。畝を高くし、陽の当たる面積を増やすことで地面を温める工夫をし、湿害対策も行います。この砂地の柔らかさこそ、碧南産ニンジンの甘さと美味しさを作る秘訣なのです。
碧南のニンジン作りは大正時代から行われていましたが、その作付面積が大幅に増加したのは、海岸付近の土地改良整備が始まったころです。 新しい土の特性をみながら、土に合う品種の模索が始まりました。誰もが手探りの中、生産者による試行錯誤の末に生まれたのが「へきなんにんじん(碧南鮮紅5寸人参)」。 平成に入ると野菜の流通は大きく変わり、従来の八百屋より大手スーパーなど大型の量販店が重要な地位を占めるようになり、長さが不ぞろいな「へきなんにんじん(碧南鮮紅5寸人参)」では袋詰めしにくいとの意見が強くなってきました。
こうした状況を踏まえ、地元の篤農家(研究心に富んだ農業者)と種苗会社を中心にJAが協力して、新たに誕生したのがニンジンF1品種「碧南美人」なのです。
その後、碧南人参部会(旧碧南露地野菜協議会)を中心に碧南市の協力を得て、ブランド「へきなん美人」としてPR活動を進め、現在では、中京・北陸地域に出荷し、高い評価を受けています。
つまり碧南のニンジンは品種と土の良さ、それに作る人の努力と愛情が最大限に活かされた秀逸な産物なのです。
「へきなん美人」に関するお問い合わせはこちらへお願いします。
【営農部碧南園芸課】 TEL:0566-42-3570