【 選び方 】

• 表面の皮に傷がなく、しっかり乾いてツヤがあり、頭の部分がしっかりしているもの。
• 持ったときに重みを感じ、硬く締まっているものが水分をしっかり保っています。

【 保存方法 】

• 風通しのよい陽の当たらない場所に吊るして保存します。
• ビニール袋に入れての常温保存は×。

【 泣かないタマネギの切り方】

• タマネギに含まれている硫化アリルという成分が、切った時に目や鼻の粘膜を刺激することで涙が出ます。涙が出るのを防ぐには、タマネギを冷蔵庫でよく冷やし、よく切れる包丁を水にぬらしてからスライドさせるように切ります。
• <ポイント> 細胞を潰さずに、酵素の働きを抑えることがポイントです。

【 栄養を活かす調理方法 】

• みじん切りなど、少しでも薄く、または細かく刻む。
• 生でも加熱時でも切ってから15分以上置いてから使用する。

【 切り方による食感の違い 】

• シャキシャキ感を楽しむ→半分にカットしたタマネギの切り口を下にして、繊維方向を縦に置き、端から縦にカットする。
• 調理時間を短く柔らかくする→半分にカットしたタマネギの切り口を下にして、繊維方向を横に置き、端から縦にカットする。

【玉ねぎと新玉ねぎはどう違う？ 】

• みずみずしくてやわらかく、辛みが少ない新玉ねぎ。普通の玉ねぎは乾燥させてから出荷されますが、新玉ねぎは乾燥されず出荷されるので、水分をたっぷりと含み、新鮮さが味わえます。実の1枚1枚も厚く、サクサクとした歯ざわりがあって生食に向いています。ただし貯蔵性は低いのでなるべく早めに食べ切りましょう。

【新玉ねぎ】

• 収穫後すぐに出荷され、3～4月ころに多く出回る。水分が多く、やわらかで甘みがある。

【玉ねぎ】

• 一般的に出回っているもの。乾燥させて貯蔵性を高くしてから出荷される。

（saita mook お買い得食材deパワーレシピ vol.29 玉ねぎより）