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活動報告

サラダタマネギの定植作業始まる

2015/10/27

JAあいち中央管内の碧南市で特産のサラダタマネギの定植が始まりました。今年は、育苗時期に好天に恵まれ生育が進み、定植も1週間ほど早い。同市は県内一のタマネギ産地。同JA碧南玉葱部会では、189人の部会員が120haの面積でタマネギを栽培。うちサラダタマネギは20ha。サラダタマネギは、辛味の少ない極早生品種の「浜笑(はまえみ)」を中心に6品種を厳選して栽培し、「サラダたまねぎ」と名前を統一して販売しています。出荷は3月中旬から5月中旬までを目指しています。タマネギ特有の匂いや辛みが少なく、水にさらさずに生で食べられるので、消費者からの人気も年々高まっています。

同部会の杉浦吉昭さんは、同市内のほ場で家族とパート従業員合わせて6人でサラダタマネギの定植作業を進めています。畝に敷いてあるマルチに20㎝間隔で穴を開け、手で1本ずつ苗を植えていきます。 杉浦さんは「サラダたまねぎは、貯蔵タマネギと比べて味も食べ方も違う。多くの方に味を知ってもらい、たくさん食べていただきたい」と話していました。

同JA碧南園芸課の角谷敏明課長補佐は「病害虫の発生も少なく苗の生育が順調なため、生育を見ながら定植時期を考え、老化苗にならないように注意してほしい」と呼び掛けていました。

  • タマネギの定植作業を進める
    杉浦さん(右)

宮城県塩竃市へ玉葱を届けました。

2015/4/26

碧南玉葱部会は26日、碧南市が復興を支援している東日本大震災の被災地、宮城県塩竈市へ「へきなんサラダたまねぎ」500kg「へきなんたまねぎ」600kgを寄贈しました。 碧南市と塩竈市は、平成24年7月より災害時相互応援協定を結んでおり、今年で3年目の取り組み。
当日は、同部会の黒田実部会長と部会員の長谷部実さんが直接訪問。歓迎セレモニーが開かれ、寄贈したタマネギの内、500kgの「へきなんサラダたまねぎ」は市民まつりで無料配布され、600kgの「へきなんたまねぎ」は給食用に塩竈市内の学校給食に使用されました。
塩竈市から帰ってきた黒田さんは「初めて被災地に伺った。まだまだ完全復興には到っていないと感じたが、イベント会場での市民のあいさつは、みな笑顔で清々しく、紳士的で気持ち良かった。碧南の「サラダたまねぎ」を美味しく食べていただければ生産者としても嬉しい」と話していました。

  • タマネギ市民へ無料配布する
    黒田部会長(左から三人目)

タマネギ生産者から被災者へ春の味をプレゼント

2015/4/22

碧南玉葱部会は、26日に宮城県塩竈市で開くイベントで、「東日本大震災の被災者に自分たちが作ったタマネギを食べて元気になってほしい」と、同部会が生産しているタマネギを市民へ手渡します。タマネギの寄贈は今年で3年目。2012年7月、碧南市と宮城県塩竈市が災害時相互応援協定を結んだことを知った部会員から、「自分たちも何かできることはないか」と声が上がったことがきっかけ。昨年は、部会員がタマネギをトラックへ積み込み、現地へ直接届けました。現地を訪れた部会員へは市民から「来てくれることが嬉しい」「ありがとう」などと感謝の声が寄せられました。 今年は、同部会の黒田実部会長と部会員の長谷部実さんが碧南市の金原功副市長らとともに26日に開かれる「しおがま市民まつり」会場へ駆け付け、一人ひとりに声を掛けながら、想いを込めてタマネギを手渡します。 今年は過去最高の1.1tのタマネギを寄贈します。このタマネギは、同部会が3月中旬から出荷している早生品種で、イベントで配布する500kgは、みずみずしくて、辛みが少なく、水にさらさなくても生で食べられる「サラダたまねぎ」。後の600kgは学校給食で使用される予定です。 同部会の役員7人は22日、塩竈市へ送るタマネギを最後まで自分たちで見送りたいと、タマネギの運び込まれた碧南市港本町の同JA碧南営農センターに集まりました。役員は、ダンボールに詰められたサラダたまねぎの状態を確認した後、荷造りや積み込みを行いました。 黒田部会長は「今年も美味しいタマネギが出来た。塩竈市はまだ寒いかと思うので、皆さんには一足早く春の味を味わって、元気になっていただきたい」と話していました。

  • 被災地へ送るタマネギの
    荷造りをする部会役員ら

品質の高いタマネギ出荷に向け規格の確認

2015/4/9

碧南玉葱部会は4月8、9日の両日、碧南市港本町にある同JA碧南営農センターで、ネット(1袋20kg)出荷するタマネギの目ぞろえ会を開きました。部会員や市場関係者ら約120名が参加し、タマネギの出荷規格や方法を確認しました。 今年の生育状況は、定植時以降の気温の低さの影響を受けて遅れ気味だったが、春になるにつれ気温の上昇とともに徐々に回復してきた。平年並みの作柄とみられています。 同部会では3月下旬から5月上旬まで、水にさらさなくても生で食べられる極早生の6品種のタマネギを「サラダたまねぎ」として出荷。水分を多く含み、やわらかいことからダンボールで出荷しています。「サラダたまねぎ」の目ぞろえ会は既に終わっています。今回は、今後最盛期を迎えるタマネギの目ぞろえ会を開きました。4月上旬から6月末にかけて出荷する早生、中生、晩生品種のタマネギで、実がしっかり締まっていることから、ネットで出荷しています。 目ぞろえ会に先立ち、同部会の磯貝保夫副部会長は「しっかりと目を揃えていただき、品質の高いタマネギを作っていただきたい」とあいさつ。 JAあいち経済連園芸部西部販売課の大野賢太さんは、産地情勢について「今年は天候が不順で、他産地ではクレームが多く出ている。碧南産のタマネギに関してはしっかり選別されており、お客さんも非常に喜んで買っていただける状況。今後も高品質のものを出荷して欲しい」と要望しました。 市場関係者は、「碧南産のタマネギは食味・品質が非常に良く、量販店の評価も高い。碧南一本でという量販店も現れている。今後も碧南産のタマネギの良さをアピールしていきたい」と話していました。 碧南市は県内一のタマネギ産地。194人の部会員が140haの畑で栽培しており、総出荷量は9,000トンを目指します。

  • サンプルのタマネギを手に取り、
    規格を確認する部会員ら

今が旬の「サラダたまねぎ」イベントでPR

2015/4/5

4月10日の「愛知の新たまねぎ」の日を前に、碧南玉葱部会は5日、安城市と碧南市の2カ所の産直店舗で特産の「サラダたまねぎ」のPRイベントを開きました。碧南市は県内一のタマネギ産地。同部会では、3月下旬から5月上旬の期間限定で、極早生のタマネギで、辛みの少ない6品種を選定し「サラダたまねぎ」として出荷しています。みずみずしくて辛みが少なく、水にさらさなくても生で食べられるとあって、年々、消費者からの人気が高くなっています。

安城市福釜町のファーマーズマーケットでんまぁと安城西部では、開店前からイベントに訪れた来店者で長い列ができていました。イベントでは、来場者100人に3玉入りのタマネギを無料配布した他、同部会の女性の生産者がスライスした、タマネギを寿司酢で和えてたものや、卵とじを作って振舞いました。タマネギの詰め放題では、1袋200円とあって、終日、子ども連れなど多くの来場者で賑わっていました。当JAのタマネギをモチーフにしたキャラクター「タマモン」も登場し、PRに一役買っていました。

イベントに先立ち、同部会の黒田実部会長が「皆さんに春の味を届けに来ました。辛みが少なく、甘みがあってジューシーなサラダたまねぎを多くの方に味わっていただきたい」とあいさつしました。 当JAの石川克則組合長は「碧南はタマネギの大産地。今が旬のサラダたまねぎは、ぜひ生で味わっていただきたい」とレシピカードを手渡しながらタマネギの美味しさをPRしました。 同市住吉町から家族4人で来店した梅村佐知子さんは「なかなかタマネギを生で食べることがない。苦味があると思ったが、全く感じずとても美味しかった」と笑顔で試食を味わっていました。

10日の「愛知の新たまねぎの日」には、名古屋市中区にある久屋大通庭園フラリエで、「サラダたまねぎ」の無料配布や試食、販売などを行うPRイベントを開きます。
時間は10時~14時まで。

  • 来場者にタマネギを手渡す
    石川組合長と黒田部会長

生産者が市長にサラダたまねぎの出荷報告

2015/3/26

JAあいち中央碧南玉葱部会の役員ら10人は26日、碧南市松本町にある碧南市役所を訪れ、禰冝田政信市長を表敬訪問しました。同部会では、3月下旬から極早生品種のタマネギを「サラダたまねぎ」のネーミングで出荷しています。「サラダたまねぎ」は辛みの少ない品種を厳選して栽培しており、みずみずしく、水にさらさなくても1ケース10kg)のサラダたまねぎを禰冝田市長に手渡し、今年の出来と4月10日の「愛知の新たまねぎの日」に合わせて県内3カ所で行うPRイベントの案内などを行いました。 27年産の生育・出荷状況について、当JA碧南園芸課の角谷敏明課長補佐は「昨年11月、定植直後に気温の低い日が続いたため、若干の生育遅れが見られたが、2月後半からの適度な雨と気温の上昇により回復してきた。早い人で3月9日から出荷が始まり、今週から序々に出荷が増えてきた。来週には5、6千ケース出荷できそうだ」と報告しました。 禰冝田市長は、「碧南のタマネギは、愛知県で約40%を占めている。サラダたまねぎは1カ月余りと期間は短いが、ここ2、3年、注目されるようになってきた。今後も市として碧南のタマネギをぜひ盛り上げていきたい」と笑顔で話していました。 黒田部会長は「今年もみずみずしくて美味しいタマネギができた。いろんな場面でPRし、多くの方にサラダたまねぎの美味しさを知っていただきたい」と意気込んでいました。 同部会では、194人の部会員が130haでタマネギを栽培しており、6月末まで出荷します。今年は総出荷量9500tを目指します。サラダたまねぎは5月中旬まで、1400tの出荷を見込んでいます。

  • 市長にサラダたまねぎを手渡す
    部会役員

極早生タマネギ(サラダたまねぎ)出荷スタート

2015/3/17

碧南玉葱部会は3月17日、碧南市港本町にある当JA碧南営農センターで「極早生玉葱目ぞろえ会」を開きました。部会員やJAあいち経済連、市場関係者ら約100人が参加しました。市場情勢や出荷方法、出荷基準の確認などを行いました。 同部会では3月下旬から5月上旬にかけて、極早生のタマネギで辛味が少ない品種を限定して「サラダたまねぎ」として出荷。水にさらさなくても生で食べられるとあって、消費者からも人気があり、年々、市場評価も上がっています。

27年作は、昨年10月下旬からのタマネギ定植直後の時期に気温の低い日が続いたため、平年に比べ1週間ほど遅れていたが、3月に入ってからの気温の上昇とともに平年並みに回復しつつあります。同部会では、消費者に少しでも長い期間、サラダたまねぎを味わってもらうため、27年作から、新品種を導入。これまでの品種より約一週間早い収穫、また1週間遅い収穫ができると見込んでいます。

目ぞろえ会では、同部会の黒田実部会長が「皆さんの目をしっかりと揃え、いいものを出荷し、有利販売につなげていきましょう」とあいさつしました。 市場関係者は「碧南といえばサラダたまねぎのイメージが定着してきた。碧南のサラダたまねぎの名前を挙げて販売したいという量販店がいくつかある。ネーミングを前面に出し、しっかり有利販売していきたい」と話し、「サラダで食すのでL中心の大玉で出荷してほしい」と要望しました。

碧南市は県下有数のタマネギ産地。194人の部会員が130haのほ場で栽培しています。極早生から、早生、晩生と続き、6月末まで出荷。今年は総出荷量9500tを目指します。「サラダたまねぎ」は、早い生産者で3月9日から出荷が始まり、4月10日ごろをピークに5月上旬まで続き、中京市場を中心に北陸地方へも出荷します。

  • タマネギを手に取り、出荷規格を
    確認する生産者
  • JA職員から説明を受ける生産者

新部会長のご挨拶

2015/3/2

8月から準備した「サラダたまねぎ」の出荷が始まります。消費者の方へ新鮮なタマネギを提供するため、時期ごとに品種を変え6月下旬まで出荷が続きます。安全で安心なタマネギを栽培するために、栽培講習会・栽培日誌記帳説明会の開催や、ほ場ごとの栽培日誌の記帳を行い、肥料・農薬を確認します。

碧南のタマネギはシーズンを通じ辛味が少なくサラダに適しています。特に「サラダたまねぎ」は水にさらさなくても辛みが少なく、サラダ用に出荷していますので、是非ご賞味ください。

  • 碧南玉葱部会 部会長
    黒田 実

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