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活動報告

山中部会長退任のご挨拶

2017/11/10

さて平成28年度産タマネギを振り返ってみますと、春先の低温、少雨により小玉傾向となり、サラダたまねぎの出荷開始も少々遅れ、一旦品薄となりました。早生からはほぼ例年通りでしたが、晩生のタマネギにつきましては、少雨のため小玉が多くなりました。ただ、品質は例年と比較しても良好で、年間を通してみると、よい出荷成績を残せました。これも各関係機関の支援、何より生産者の努力の結果だと思います。どうもありがとうございます。

タマネギの栽培におきましては、まだまだ改善すべき問題点もあります。また、販売においても、今後他産地がタマネギに参入してくることが予測されており、ますます競争が激しくなってまいります。競争を勝ち抜くには、良いタマネギを作り販売していくことが肝要だと思います。そのためにも、更なる皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いします。

今年度の部会活動としては、4月10日の「あいちの新たまねぎの日」に合わせ、4月9日にPR活動を行いました。また、昨年度より交通安全運動にタマネギを提供しており、それにつきまして碧南市の交通安全協会から表彰を受けました。また、市内の幼稚園や保育園、小中学校の給食にタマネギを提供し、食育活動への協力も行いました。

碧南玉葱部会も設立より10年となりました。私は一年間の部会長の任を解かせていただきますが、今後も皆様に支えられ、ますますこの部会が発展することを祈願しております。

一年間ありがとうございました。

  • 退任のあいさつを行う 山中部会長

「サラダたまねぎ」の定植作業始まる

2017/11/09

JAあいち中央管内の碧南市で特産の「サラダたまねぎ」の定植が始まりました。今年は長雨の影響で平均的に苗が細く、1週間ほど遅れての定植になりました。

同市は県内一のタマネギ産地。同JA碧南玉葱部会では、167人の部会員が110ヘクタールでタマネギを栽培。うち「サラダたまねぎ」は23ヘクタール。辛味の少ない極早生品種を5品種厳選して栽培し、「サラダたまねぎ」のブランド名で販売しています。タマネギ独特の匂いや辛味が少なく、水にさらさずに生で食べられるとあって、消費者から人気が高まっています。11月中旬までを最盛期として定植をし、例年3月下旬から出荷が始まります。

同部会の辻敏幸さんは同市内のほ場で、家族とともに4~5日前から定植作業を進めています。畝に敷いてあるマルチに15センチ間隔で穴を開け、手で1本ずつ苗を植えていきます。

辻さんは「苗が細く心配な部分はあるが、今後しっかりと管理をして、良い作にしていきたい」と話していました。

同JA碧南園芸課の安面圭悟さんは「これまでの天候の影響もあるが、徹底した品質管理をして、3月の収穫に向けて部会で取り組んでいきたい」と意気込みを話しました。

  • タマネギの苗を1本ずつ定植する辻さん

人参・玉葱こよみ説明会

2017/07/20

JAあいち中央碧南人参部会と同JA碧南玉葱部会は19日、20日の両日、碧南市港本町にある同JA碧南営農センターで「人参・玉葱こよみ説明会」を行い、部会員約120人が参加しました。

両部会では、栽培技術や品質の向上を目的に県、JAあいち経済連、JAなどと、前作を振り返り、病害虫防除や栽培方法を今作に生かすため、こよみを検討しています。説明会では、ニンジン・タマネギそれぞれの昨年多く発生した病害虫に対する防除方法、薬剤や肥料の施肥量、栽培暦の変更点などを確認した。加えて、GAPに関する認知度調査を行いました。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の穴井尚子専門員は「この産地でも増えてきている病害虫がある。抵抗性を持つ病害虫もあるので、ローテーション防除を行うことを徹底していただきたい」と話していました。

JAあいち経済連肥料農薬課の大橋一真さんは「今年から有機率を上げた肥料ができた。10aあたりの施肥量も変更になり、以前の物と同量で使用すると窒素成分量が多くなり、入れすぎになってしまうので注意していただきたい」と呼び掛けました。

この地域の生産者の多くは、ニンジンとタマネギを栽培している。碧南人参部会では、150人の部会員が160haで栽培。「へきなん美人」のブランド名で出荷しています。出荷は11月中旬から始まり、1月~2月をピークに3月末まで続きます。碧南玉葱部会では、176人が130haで栽培。水にさらさずに生で食べられる「サラダたまねぎ」を3月下旬から4月下旬まで出荷。その後、早生、晩生タマネギと6月末まで出荷が続きます。ニンジン、タマネギとも県内一の出荷量を誇ります。

  • 穴井専門員の説明を聞く部会員

山中部会長より、平成28年度産タマネギ出荷終了のあいさつ

2017/07/07

今年も、市場や行政などの関係機関、生産者、そして「碧南たまねぎ」を食べていただいたお客様のおかげをもちまして、無事出荷を終えることができました。心より感謝申し上げます。

今年は7月7日をもって、玉葱の出荷を終了しました。その後、市場と反省会を行い、良かった点や問題点を挙げられました。指摘された問題点は今後改善して、より良い「碧南たまねぎ」の出荷に努めたいと思います。

さて、今年度の作柄を振り返ってみますと、天候に恵まれ、苗の生育が良好で、定植も順調に進みました。春先の低温、雨不足で「サラダたまねぎ」の収穫が一週間ほど遅れたものの、その後の肥大は順調に進み、早生~中晩生にかけては、病気や腐敗球の発生が少なく、良質な玉葱の出荷となりました。これも生産する部会員の努力の賜物だと思います。ありがとうございました。

また、今年の4月9日には、4月10日の「あいちの新たまねぎの日」にあわせて、碧南市の「あおいパーク」と安城市の「でんまぁと安城西部」にて、試食や詰め放題のイベントを行いました。碧南の「サラダたまねぎ」は、水にさらさなくても辛くないので、その分しっかり玉葱の栄養分が取れます。またネット出荷の早生~中晩生種の玉葱も、他産地より軟らかく、辛みも少ないと自負しています。より多くのお客様に「碧南たまねぎ」をたくさん食べていただけるように、しっかりPR活動をしていきたいと思います。

今後も「碧南たまねぎ」をよろしくお願いします。

  • 碧南玉葱部会部会長
    山中重信

最高賞の県知事賞に磯貝トヨエさん
玉葱品質改善共進会

2017/05/24

JAあいち中央碧南玉葱部会は24日、碧南市港本町のJAあいち中央碧南営農センターで「平成29年度玉葱品質改善共進会」を開きました。部会員が「七宝早生7号」「アドバンス」などを中心に120点を出品。最高賞の県知事賞に、同市錦町の磯貝トヨエさんを選びました。

タマネギの栽培技術や質の向上、産地振興を目的に毎年開いています。県や市、JAあいち経済連の関係者ら11人が形やそろい、大きさ、色などを審査しました。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の水野英之課長補佐は「今年の作は肥大時に雨が少なく影響が懸念されたが、例年どおり立派なものが出品された。賞を取られたものは特に、玉の揃いの良いものが出揃っていた」と講評しました。

部会では176人が130haのほ場でタマネギを栽培し、6月末までに9,000tの出荷を目指しています。中京市場を中心に北陸地方へも出荷します。

その他の上位入賞者は次の通り。(敬称略)
碧南市長賞=森田勝時
あいち中央農業協同組合長賞=角谷収
愛知県経済農業協同組合連合会長賞=榊原伸良
中京地域青果卸売市場愛知会長賞=辻竹彦

  • タマネギの外観を確認する審査員

タマネギで交通安全呼びかけ
生産部会へ感謝状

2017/05/18

JAあいち中央碧南玉葱部会は18日、警察活動に協力したとして碧南警察署と愛知県交通安全協会碧南支部から感謝状を授与されました。同支部の総会で、日頃から交通安全活動に協力している交通安全功労団体として、同署の福留健夫署長から同部会の山中重信部会長に感謝状が手渡されました。

同部会では、2016年から、春の交通安全県民運動に合わせて、特産のタマネギを毎年500個提供。同協会や同署と連携して交通安全を呼び掛けています。部会役員が警察署や同協会らと早朝の通勤時間に合わせて街頭に立ち、「安全運転でお願いします」などと声掛けしながら、タマネギを「交通安全 安新タマネギ」という語呂合わせでドライバーに配っています。

同部会の山中部会長は「碧南のタマネギが少しでも交通安全のお役に立てるなら嬉しい。今後も協力していきたい」と話しました。 同部会では176人が130haのほ場でタマネギを栽培しており、6月末までに9,000tの出荷を目指しています。

  • 福留署長から感謝状を授与される
    山中部会長

タマネギ食べて元気になって
碧南玉葱部会から被災地へプレゼント

2017/04/19

JAあいち中央碧南玉葱部会は、東日本大震災の被災者に自分たちが作ったタマネギを食べて元気になってほしいと、同部会が生産しているタマネギ1トンを宮城県塩竈市に寄贈しました。タマネギの寄贈は5年目。

寄贈したタマネギは同部会が3月中旬から出荷している早生品種。このうち半分の500kgは水にさらさず生で食べられる「サラダたまねぎ」。塩釜市内の保育園や幼稚園、小・中学校の給食で使われるほか、23日に開かれる塩釜市民まつりで来場者に振る舞われる予定。

同部会役員6人は19日、碧南市港本町の同JA碧南営農センターに集まり、ダンボールに詰めた「サラダたまねぎ」の状態を確認した後、荷造りして積み込みました。 同部会の山中重信部会長は「被災地のみなさんが碧南のタマネギを食べて、笑顔で元気になって欲しい」と笑顔で話しました。

タマネギの寄贈は、碧南市と宮城県塩竈市が2012年に災害時相互応援協定を結んだことを知った部会員から「自分たちに何かできることはないか」と声が上がったのがきっかけ。

同部会では176人が130haのほ場でタマネギを栽培しており、6月末までに9000tの出荷を目指しています。

  • タマネギを荷造りする部会役員

“安新”タマネギを配って交通安全を呼び掛ける

2017/04/14

碧南警察署、碧南市、交通安全協会碧南支部、JAあいち中央碧南玉葱部会などは14日、同市笹山町交差点付近の道路で、碧南市特産のタマネギを配りながら交通安全を呼びかける運動を行いました。同部会から提供されたタマネギ500個(130kg)は、旬を迎えた「サラダたまねぎ」。春の全国交通安全運動の一環で、同協会支部員や同部会員ら約80人が参加。タマネギを使った交通安全運動は昨年に続き2回目。

同協会支部員や同部会員らは交差点の角に分かれ、赤信号で停車した車の運転手や同乗者に「交通安全 安新タマネギ」と書かれたチラシとタマネギが入った袋を手渡しました。ドライバーは「分かりました」と、差し出されたタマネギを笑顔で受け取っていました。

山中重信部会長は「安全・安心なタマネギです。安全な運転を心掛けてもらいたい。少しでも交通安全活動の役に立てればうれしい」と話しました。

  • ドライバーにタマネギを手渡す山中部会長

給食に特産タマネギ
保育園などへ贈る

2017/04/12

JAあいち中央碧南玉葱部会は、4月10日の「愛知の新たまねぎの日」に合わせて、碧南市の学校給食に同部会が栽培するブランドタマネギ「サラダたまねぎ」320kgを寄贈しました。 地元の子どもたちに地元の野菜の美味しさを知ってもらおうという取り組みで、今年で3年目。同JA碧南園芸課の職員が11日、市内2ヶ所の給食センターと14ヶ所の保育園に訪れて、園長らにタマネギを手渡しました。

寄贈されたタマネギは、翌12日に「新たまねぎのかきあげ」や「新玉たっぷり親子丼煮」として給食に提供されました。同日、碧南市塩浜町の碧南市立築山保育園には、同部会員で同JA碧南園芸課の石川一夫課長が訪問。年中園児らに実際に葉の付いたタマネギを見せながら、栽培過程や他産地のタマネギとの違いを説明しました。

同部会の山中重信部会長は「葉や根が付いた畑でなっているままの姿を見て、自分たちが住んでいる所で美味しいタマネギが作られていることを知ってもらいたい」と笑顔で話していました。

  • 葉付きのタマネギをもって説明する
    石川さん

記念日に合わせて特産のタマネギをPR

2017/04/09

JAあいち中央碧南玉葱部会は9日、4月10日の「愛知の新たまねぎの日」に合わせて、碧南市と安城市にある同JAの2カ所の産直店舗で特産の「サラダたまねぎ」のPRイベントを開きました。同部会では、3月下旬から4月下旬の期間限定で、極早生タマネギの中から辛みの少ない品種を選定し、「サラダたまねぎ」というブランド名で出荷しています。みずみずしくて辛味が少なく、水にさらさなくても生で食べられるのが特徴です。

碧南市江口町の農業活性化センターあおいパークでは、スライスした生のタマネギとかちり(イワシの稚魚を塩茹でして干した物)を寿し酢で和えたサラダを振舞い、「サラダたまねぎ」の美味しさをアピールした。タマネギ詰め放題では1袋200円とあって、多くの来場者で賑わいました。イベントには、碧南市の松井高善副市長も駆け付け、同部会役員や同JAの石川克則組合長らと、来場者に「サラダたまねぎ」のPRをしてイベントを盛り上げました。

名古屋市から家族6人で来店した女性は「サラダたまねぎを初めて食べた。辛みが無くとても美味しかった。詰め放題でたくさんのタマネギが手に入ったので、色々な料理で味を試したい」と笑顔で話しました。

同部会の山中重信部会長は「このタマネギは辛みが少なくとても食べやすい。タマネギが得意でない方でも、これなら食べられるという声も聞く。多くの方に食べていただきたい」と話しました。

同部会では、176人の部会員が130haでタマネギを栽培し、県内一の出荷量を誇ります。「サラダたまねぎ」の後は、早生、晩生タマネギと品種を変えながら、6月末まで出荷が続きます。総出荷量9000トンを目指します。

  • 試食ブースで「サラダたまねぎ」の美味しさをPRする山中部会長(左)
  • タマネギ詰め放題を楽しむ来店者

碧南玉葱部会が市長訪問で「サラダたまねぎ」PR

2017/03/16

JAあいち中央碧南玉葱部会役員ら10人は16日、出荷が始まった極早生品種のタマネギ「サラダたまねぎ」をPRするため、碧南市松本町にある碧南市役所を訪問し、禰宜田政信市長を表敬訪問しました。

山中重信部会長が「サラダたまねぎ」(1ケース10kg)3ケースを市長に手渡し、4月10日の「愛知の新たまねぎの日」(4月10日が4(よ)1(い)0(0をタマネギに見立てて)として「愛知の新たまねぎの日」と制定)を記念して4月9日に同市農業活性化センター「あおいパーク」などで開くイベントの案内をしました。

「サラダたまねぎ」は、3月中旬から出荷がはじまる極早生品種のブランドで、辛みが少なく、水にさらさなくてもそのまま生で食べられると、年々人気が高まっています。 29年産は、昨秋の気温が高めで安定しており、順調に生育。その後は、冬らしい気温で生育をつづけ出荷時期が平年並みに落ち着いています。出荷最盛期を迎える3月下旬から4月中旬には、日量5000ケース程度の出荷量になる予測と報告しました。

山中部会長は「碧南のタマネギ出荷がはじまる。まず「サラダたまねぎ」が一番手に、温暖な気候と砂地という条件に恵まれ、辛みが少なく水にさらすことなく食べられる「サラダたまねぎ」の知名度を上げるため様々な機会を通じPRをしていきたい」と想いを話していました。

  • 禰宜田市長に「サラダたまねぎ」を
    手渡す山中部会長(右)
  • 禰宜田市長と碧南玉葱部会役員ら

「サラダたまねぎ」の出荷が始まりました

2017/03/14

JAあいち中央碧南玉葱部会は14日、碧南市港本町にあるJAあいち中央碧南営農センターで「極早生たまねぎ目ぞろえ会」を開きました。<

部会員、JAあいち経済連、市場関係者ら約90人が参加し、出荷方法、出荷基準の確認を行い、3月下旬から5月上旬にかけて、極早生タマネギで辛みが少ない品種を厳選し「サラダたまねぎ」として出荷しており、水にさらさなくても生で食べられるとあって、消費者からの人気があり市場評価も上がっています。

29年産は、昨秋の気温が高めで安定し春先にかけて生育が順調で順調な出荷が期待されます。出荷時期は、平年並みで目ぞろえ会では、山中重信部会長が「今作は、比較的気温も高めで成育は順調だが、病気の発生が心配で防除の徹底をお願いしたい。選別もしっかりとし計画出荷をお願いしたい」とあいさつ。

セントライ青果株式会社 野菜第一部の飯田一副部長は「碧南の愛知たまねぎは、みずみずしくて、辛みが少ない「サラダたまねぎ」と評判も良好で量販店も出荷を心待ちにしている。特徴を活かし販売につなげて行きたい」と話しました。

碧南市は県内有数のタマネギ産地。176人の部会員が約140haのほ場で栽培をしています。今年は総出荷量を9000tに定めています。

「サラダたまねぎ」は、3月13日から出荷が始まり、3月下旬から4月中旬にかけ出荷最盛期を迎え、中京地区市場を中心に北陸・東北地方にも出荷をしています。

  • 出荷規格を確認する部会員
  • あいさつをする山中部会長

新部会長 就任のご挨拶

2016/12/20

今年度、碧南玉葱部会の部会長になりました。山中重信と申します。よろしくお願いします。

碧南玉葱部会が、おすすめする「サラダたまねぎ」を現在育てています。辛味が少なくみずみずしい品種を選定し販売を行います。「サラダたまねぎ」は水にさらさずにサラダで召し上がっていただくと、体に有益な成分をすべて取り入れることができ、たまねぎの概念が変わるくらいのおいしさです。ぜひ一度お召し上がり下さい。

消費者のみなさまに、新鮮でおいしいたまねぎをお届けするため時期ごとに、品種を選定し4月~6月まで販売します。また、消費者の食に係わる安全性や安心感に対する要望が強く、碧南のたまねぎ生産者は、平成15年から使用した農薬、肥料を栽培日誌に記帳しています。

平成19年11月より碧南玉葱部会として安全・安心をさらに推し進めるため、ほ場ごとに栽培日誌を記帳し消費者のみなさまに信頼されるよう日々栽培努力を重ねています。

安全・安心な碧南のたまねぎを是非お召し上がりいただければありがたいです。

  • 碧南玉葱部会部会長
    山中重信

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