碧南市でニンジンやタマネギを作る生産者らで構成する「人参・玉葱ＰＲ会」は11月29日、ＣＢＣラジオの土曜日の番組「広瀬隆のラジオでいこう！」の中で「へきなん美人」をＰＲしました。番組には同会会員でシニア野菜ソムリエの永井千春さんと加藤新一常務が生出演。加藤常務が今年の成育状況を説明した後、永井さんがクイズを交えながら「へきなん美人」の美味しさや魅力を紹介しました。

番組を担当する広瀬隆さんや渡辺美香さんらは、「へきなん美人」を使った「キャロット＆フルーツ」を試飲すると、「これは美味しい！」と絶賛していました。

冬ニンジンの本格的な出荷を前に、ＪＡあいち中央碧南人参部会の役員ら10人は28日、碧南市松本町の碧南市役所を訪れ、禰冝田政信市長を表敬訪問しました。碧南市は冬ニンジンの指定産地として認定されており、県内一の出荷量を誇ります。「へきなん美人」というブランド名で中京地区を中心に北陸、関西方面に出荷しており、出荷は１～２月をピークに３月末まで続きます。

同部会の鈴木光司部会長が禰冝田市長にニンジンを手渡し、冬ニンジンの出荷が始まったことや部会の活動報告、また、来年1月23日の「碧南人参の日」に合わせて、同ＪＡの産直店舗など4カ所で行うＰＲイベントの協力を求めました。今年の生育状況について、同ＪＡ碧南園芸課の片山幸男課長補佐は「今年は台風等の影響により、病害虫の被害も若干受けている。年内出荷のニンジンのサイズはやや小ぶりだが、年明けには大きいものが出荷できる見込み。市場では他産地に比べ高値で取り引きされており、順調なスタートとなった」と説明しました。 「へきなん美人」を手にした禰冝田市長は「「へきなん美人」のブランド名で出荷するようになり6年目。年々盛り上がってきているのを感じている。フルーツのような甘さがあり、子どもも喜んで食べている「へきなん美人」を市としても、ぜひＰＲしていきたい」と笑顔で話しました。

鈴木部会長は「「へきなん美人」は量販店から引き合いが強く、市場からは高い評価をいただいている。期待に応えられるようにいいものを出荷していきたい」と意気込みを話しました。

ＪＡあいち中央管内の碧南市で、冬ニンジンの出荷が11月中旬から始まりました。播種（はしゅ）時期に降雨や曇天が続いたが、まき直しもなく順調に進みました。年内出荷分はやや小ぶりですが、年明けにはＬ級中心になる見込みです。ブランド「へきなん美人」の名で中京市場を中心に北陸、関西方面に出荷します。1、2月をピークに3月末までに1万トンを目指します。
ＪＡ碧南人参（にんじん）部会は同市南部地区を中心に、165人が170ヘクタールでニンジンを栽培。県内一の出荷量を誇ります。
部会は18、19日の両日、当ＪＡ碧南営農センターで目ぞろえ会を開きました。部会員やＪＡあいち経済連、市場関係者ら140人が参加しました。出荷方法の確認や出荷規格の申し合わせ後、サンプルで形状や色、大きさなどの規格を確認しました。
鈴木光司部会長は「ブランド維持のために選果、選別をしっかりとしてほしい」とあいさつしました。ＪＡあいち経済連園芸部西部販売課の大野賢太さんは「へきなん美人の良さを生かすために、適期早めの収穫を心掛けてほしい」と話しました。
市場関係者は「千葉県や九州など競合産地の作況が良く、厳しい販売状況が予想されます。スーパーが望むＬ、Ｍ級中心の出荷をお願いしたい」と呼び掛けていました。

ＪＡあいち中央管内の碧南市で特産のニンジンの間引き作業がピークを迎えています。同市は国から「冬ニンジン指定産地」認定されており、現在は、同市南部地区を中心に約１７０ｈａのほ場で１６５名の部会員が栽培しています。「へきなん美人」というブランド名で中京、北陸、関西地方に出荷しています。色、艶がよく、ニンジン独特の臭みが少なく、甘みが強いのが特長。子どもやニンジンが苦手な人でも食べやすいと人気上昇中のニンジンです。
収穫、出荷は１１月中旬から始まり、３月下旬まで続きます。この冬に収穫するニンジンの播種は８月中旬から９月上旬にかけて行いました。今年は、８月の台風やお盆過ぎからの長雨よる日照不足などで、生育遅れが懸念されていたが、大きな影響もなく順調です。
同市河方町のほ場では、山中重信さんが家族３人で９月中旬から今月上旬にかけて間引き作業を行っています。生育状況を確認しながら、６～７㎝間隔となるように手で間引いていきます。
山中さんは「今年は生育の時期に雨があるため、今のところ生育は順調だ。播種の時期に集中的な雨があったため、種を蒔くタイミングを見計ることが難しかった」と話していました。
同ＪＡ碧南園芸課の片山幸男さんは「発芽までは順調だが、播種作業などは台風や長雨という作業条件が悪い中で、かなり苦労をされていたのではないか。今後も台風が来ると、茎が折れたり、畝の土が流れ、根がむき出しになってしまうこともある。まだまだ油断できない」と話していました。

碧南市立大浜小学校の３年生と碧南市立日進小学校４年生児童は８日、１１日にそれぞれ同校内のほ場で、碧南市特産の人参「へきなん美人」の種まきを行いました。
碧南人参部会の役員がほ場に高畝を作り、深さ１㎝の溝を切ったところに、児童の指２本分空けながら、次々と種を播きました。

碧南市特産の人参『へきなん美人』の種まきが、８月のお盆過ぎから始まっています。
種を播いてから発芽するまでの約一週間、毎日「水かけ」をおこないます。通勤・通学等の時間の散水は避け、早朝や深夜に水かけを行っています。
「種まき」「水かけ」が終わると「間引き」「土寄せ」と続いていきます。一つ一つの細かい作業の積み重ねがが『へきなん美人』のおいしさの秘訣です。
出荷は１１月の下旬から始まります。

ＪＡあいち中央碧南人参部会と同ＪＡ碧南玉葱部会は14日、15日の両日、碧南市港本町にある同ＪＡ碧南営農センターで「人参・玉葱こよみ説明会」を行いました。部会員や県ら約180人が参加。同部会では、栽培技術、品質の向上を目的に、県、ＪＡあいち経済連、製薬会社、ＪＡらと、前年の作を振り返り、病害虫防除や栽培方法等を今年の作付けに活かすためのこよみの検討を行っています。今回は、部会員を対象に検討されたこよみに基づいて、薬剤や、肥料の施肥量・方法等の変更点について説明しました。
県西三河農林水産事務所農業改良普及課の小林克弘技師は「昨年は苗場から本圃への病気の持込もあった。苗場での病気が見られなくても感染していることがある。肥大期に病気を発生させないためにも、苗場の予防散布をしっかり行って欲しい」と呼び掛けました。
同ＪＡ碧南園芸課の伊藤芳則さんは「前年の課題を検討し、部会全体で情報共有をするために講習会を開いている。今回の内容を参考に全体でレベルアップを図り、さらに品質向上、収量アップを目指して欲しい」と話していました。
生産者の多くは、ニンジンとタマネギの両方を栽培しています。碧南玉葱部会では、200人の部会員が130haの面積でタマネギを栽培。水にさらさずに生で食べられる「サラダたまねぎ」を3月下旬から4月下旬まで出荷。その後、早生、晩生タマネギと6月末まで出荷が続きます。碧南人参部会では、170人の部会員が170haのほ場でニンジンを栽培。「へきなん美人」というブランド名で出荷しています。出荷は11月中旬から始まり、1～2月をピークに3月末まで続きます。ニンジン、タマネギとも県内一の出荷量を誇っています。

平成26年1月18日(土)に碧南地区農業まつり会場にて、1月23日の「碧南人参の日」を前にPRセレモニーを行いました。
永井部会長、石川組合長のあいさつ、来賓の禰宜田碧南市長、大村愛知県知事、田中JAあいち経済連常務にそれぞれあいさつをいただきました。美味しい碧南のにんじんを、より多くの方に味わってもらえるように産地ＰＲを誓い、ニンジンジュースで乾杯を行いました。会場ではセレモニー終了後、先着200名の方ににんじんの無料配布、また場内のニンジン部会ブースでは、ニンジンジュースの試飲やにんじんおつまみの試食を行いました。

今年も「碧南にんじんの日」協賛事業として、碧南市内飲食店26店舗にて『へきなん美人』を使った料理を提供します。是非ご賞味下さい。 参加店およびイベントの詳細は右のチラシをご確認ください。