ニンジン「へきなん美人」最盛期前にPR 碧南市農商工が連携
2021/12/25
碧南市のブランドニンジン「へきなん美人」の出荷最盛期を前に、農商工連携事業実行委員会は12月25日、碧南市明石町の明石公園でPRイベントを開きました。同市、碧南商工会議所、JAあいち中央が協力して行う「農商工連携事業」の一環。
JA碧南人参部会の生産する「へきなん美人」は、鮮やかな紅色と強い甘さがあり、ニンジン独特の臭みが少ないのが特徴。1月から2月は、収穫量がピークを迎えるだけでなく、寒さが厳しくなることでニンジンが一番甘くなります。
イベントは初の催しで、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行い開かれました。来園者ひとりにつき一本「へきなん美人」を無料配布した他、今年7月に販売が始まり人気を博しているJAオリジナルジュース「へきなん美人PREMIUM100」などの加工品の販売もあわせて行われました。JAオリジナルキャラクターの「ニンジロー」もイベントに駆け付け、会場を盛り上げました。
同市経済環境部農業水産課の亀島政司課長は「来園した方に非常に喜んでもらえて、手ごたえを感じた。今後も積極的にPRイベントを開いて、「へきなん美人」の認知度向上を図りたい」と話しました。
部会の杉浦千秋部会長は「来園者には「「へきなん美人」おいしいよね!」と声をかけてくれる方もいて、やりがいを感じた。今後も他の機関と連携して、たくさんの人に「へきなん美人」を知ってもらい、食べてもらいたい」と話しました。
部会は、同市南部地区を中心に121人が約124ヘクタールでニンジンを栽培。県内一の出荷量を誇ります。「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に北陸や関西方面へも出荷し、9000トンの出荷を目指します。
- 「へきなん美人」を来園者に手渡す
杉浦部会長(写真中央)
市長にニンジンPR
2021/12/01
JAあいち中央碧南人参部会は12月1日、碧南市松本町の碧南市役所を訪れ、禰冝田政信市長を表敬しました。杉浦千秋部会長が「へきなん美人」2ケース(1ケース10キロ)を市長に手渡しました。冬ニンジンの出荷が始まったことや2021年産の生育状況などの報告に合わせて、部会、市、JAが協力してコロナ禍におけるPR方法などが話し合われました。
部会役員2人とJA役職員4人が訪問。21年産はお盆頃の長雨により播種作業の始まりが遅れたが、その後は天候に恵まれ、間引きなど管理作業をしっかりと行ったことで順調に生育し、全体に太物傾向。出荷は11月5日より行われており、徐々に出荷量が増え11月30日には日量4000ケースを超えました。
杉浦部会長は「今年もとてもきれいで甘くおいしい『へきなん美人』ができている。コロナ禍でPR活動ができず『へきなん美人』の甘さの伝え方が課題だが、市とも協力して新しいPR方法を模索していきたい」と話しました。
碧南市は冬ニンジンの指定産地に認定されており、県内一の出荷量を誇ります。同部会は121人が約124ヘクタールでニンジンを栽培。「へきなん美人」というブランド名で中京市場を中心に北陸や関西方面へ10000トンの出荷を目指します。「へきなん美人」の出荷は1、2月をピークに3月上旬まで続きます。
- 「へきなん美人」をPRする禰冝田市長と杉浦部会長
出荷本番へ目ぞろえ会 ニンジン順調9000トンをめざす
2021/11/18
JAあいち中央碧南人参部会は11月18日、碧南市港本町にあるJA碧南営農センターで「2021年度産碧南冬にんじん目ぞろえ会」を開きました。目ぞろえは同日2回行われ、部会員や県、JAあいち経済連、市場関係者ら約100人が参加。市場情勢や出荷方法、出荷基準に関する申し合わせした後、サンプルを手に取り、形状や大きさなどを確認しました。
2021年度作は、播種時期の長雨で種まきが遅れましたが、9月以降の天候により全体として生育は順調に進んでおり、品質も良好。例年並みの出荷はじめとなっています。
同部会の商品管理チームのリーダーを務める長谷部実さんは「今年から商品管理チームを立ち上げたので、より高品質なへきなん美人を出荷していけるように努める。目ぞろえをしっかり行い、市場に信頼される品質を維持していきたい」とあいさつしました。
同部会は、同市南部地区を中心に121人が約124ヘクタールでニンジンを栽培。県内一の出荷量を誇ります。「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に北陸や関西方面へも出荷し、9000トンの出荷を目指します。出荷は1~2月をピークに3月中旬まで続きます。
- サンプルを見て出荷規格を確認する
部会員ら
本格出荷へしっかり確認 特産ニンジン栽培履歴検証
2021/11/8
JAあいち中央碧南人参部会は11月4日、5日、8日の3日間、碧南市内2カ所の営農センターを窓口に、ニンジンの栽培履歴中間検証を行いました。11月中旬から出荷が始まるニンジンを検証するため、毎年この時期に行われています。部会員が栽培履歴を持ち込み、8月の播種から10月下旬までの防除履歴や施肥記録を、JA職員が使用基準にのっとっているかを確認しました。
JA営農部碧南園芸課で部会事務局を務める磯貝祐二係長は「部会員は常に肥料や農薬の散布日付をメモし、確実に栽培の履歴を記帳しているので、自信をもって出荷できる」と話しました。
同市は県内一のニンジン産地。同部会は市南部地区を中心に121人が約124ヘクタールで栽培。ニンジン独特の臭みが少なく甘味が強いのが特徴で、「へきなん美人」のブランド名で中京市場を中心に北陸や関西地方に出荷しています。
- ニンジンの栽培履歴を確認するJA職員
ニンジン間引き作業順調
2021/10/18
JAあいち中央管内の碧南市で、特産ニンジン「へきなん美人」の間引きと畝の土寄せ作業が行われています。今年は、8月中旬からの長雨の影響で播種作業の遅れが見られたが、その後は天候にも恵まれ生育は順調です。
JA碧南人参部会では、大きさのそろったニンジンを出荷するため、10アール当たり10万粒のコート種子をまき、葉がある程度成長した時点で間引きしています。また、土寄せも欠かせない作業の一つです。地温を上げることやニンジンに地表からの酸素を届きやすくするため、約30センチの高畝で栽培しているが、雨風で畝の土が流れたり、地表が固くなったりするため、収穫までに2~3回、土寄せやスジ切りの作業が必要となります。
部会の長谷部実さんは、約3ヘクタールでニンジンを栽培。生育状況を確認しながら7~8センチ間隔になるように手で間引いていきます。長谷部さんは「作業は順調に進んでいる。収穫に向けて栽培管理を徹底し、品質の良い「へきなん美人」を出荷したい」と話しました。
同市は県内一のニンジンの産地。市南部地区を中心に121人が約124ヘクタールで栽培しています。ニンジン独特の臭みが少なく甘味が強いのが特徴で「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に、北陸や関西地方に出荷しています。
- 間引き作業を進める長谷部さん
ニンジン講習会で生育状況を確認
2021/10/18
JAあいち中央碧南人参部会は、人参栽培講習会を碧南市前浜町などの圃場と、同市港本町の碧南営農センターで開きました。10月15日、18日の両日で、同部会員やJA職員、種苗メーカーら約50人が参加しました。
15日は部会員の圃場を2カ所まわり、各圃場の生育状況の確認や今後の栽培方法について学びました。今年はお盆後の長雨のため、播種が例年に比べ7日程遅くなりました。
部会の杉浦千秋部会長は「出荷まで病害虫や乾燥に気を付けて栽培していきたい。今後は砂を飛ばして畝を高くするなどの管理作業を行っていくが、「寒さに負けるな」「おいしくなれ」とニンジンを励ましながら丁寧に育てていきたい」と話しました。
JA営農部碧南園芸課の磯貝祐二係長は「播種の遅れが生育にも影響するのではと心配していたが、晴天が続いたことで順調に育っている。11月には出荷が始まるので、しっかり販売していきたい」と話しました。
同市は県内一のニンジンの産地。JA碧南人参部会は市南部地区を中心に、121人が約124ヘクタールで栽培しています。「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に、北陸や関西地方に出荷しています。
- 生育状況を確認する部会員ら
小学校でニンジン間引き指導
2021/10/11
碧南市浜田町にある碧南市立大浜小学校の3年生約90人は10月11日、同校の畑で育てている碧南市特産のブランドニンジン「へきなん美人」の間引き作業を体験しました。同校では、子どもたちに特産のニンジンを知ってもらおうと、JAあいち中央碧南人参部会の協力で「へきなん美人」を栽培しています。
間引き作業は、同部会の杉浦千秋部会長や役員、JA職員ら4人が指導に当たりました。ニンジンが大きくて形良く育ちやすい環境をつくることや、ニンジンの太さに当たる子供の指四~五本分程度の間隔で抜き取ることなど、間引きの目的や方法を説明した後、児童らはニンジンの葉の根元を持って一本ずつ引き抜きました。
児童からは「どのニンジンを抜けばいいのかわからない」「上手に抜けない」と最初は戸惑っていたが、「迷ったら一番元気なニンジンを残してくださいね」「真上に引き抜いてくださいね」とアドバイスを受け、徐々に手際よく抜いていきました。作業後は、質問タイムが設けられ、生徒からの「抜いた後のニンジンはどうするのか」「肥料はいつやるのか」など様々な質問に、部会長らが一つ一つ丁寧に答えました。
杉浦部会長は「一生懸命育てて、おいしいニンジン『へきなん美人』を作ってください」と話しました
- 杉浦部会長に教わりながら
ニンジンを間引く児童
特産ニンジン 小学生が種まき
2021/9/6
JAあいち中央碧南人参部会は、碧南市がニンジンの産地であることや同市特産ニンジン「へきなん美人」を子どもたちに知ってほしいと、市内南東部にある3つの小学校に同部会役員が出向き、播種から収穫までの食育活動を10年以上行っています。
9月6日には碧南市浜田町の碧南市立大浜小学校で、3年生と特別支援学級の児童約100人が同市特産ニンジン「へきなん美人」の種まき体験を行いました。同役員らが管理機などを使って、畝を作ったり種をまく穴を開けたりするなど圃場を準備。児童らは、JA職員から「へきなん美人」の特徴や歴史、作業手順、管理方法などの説明を受けた後、同部会の杉浦千秋部会長らと一緒に「上手に生えてきてね」「おいしくなあれ」と声をかけながら、一つの穴に3~4粒ずつ種を蒔きました。
杉浦部会長は「この時期に種をまいて育てていくことで1~2月に収穫できる。声をかけながら愛情をもって栽培してほしい。碧南市の子どもたちにとって『へきなん美人』は身近となっているが、自分たちで育てる機会はない。こうした体験から『へきなん美人』や農業に興味を持ってくれる子が増えるとうれしい」と話しました。
今後は、児童らが水掛けや草取り、間引きなどの管理作業を行い、2月に収穫する予定です。
- 杉浦部会長から種のまき方を教わる児童
特産ニンジン「へきなん美人」種まき本格化
2021/8/26
JAあいち中央管内の碧南市で、特産のニンジン「へきなん美人」の播種作業が本格化しています。同市は県内一のニンジンの産地。JA碧南人参部会は市南部地区を中心に、121人が約124ヘクタールで栽培しています。「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に、北陸や関西地方に出荷しています。
部会の杉浦正人さんは、2.1ヘクタールでニンジンを栽培。8月中下旬から専用の機械を使い播種を進めています。肥料を施し整地した畑に、機械を引きながら135センチ幅の畝を作り、同時に一畝に4列、3~4センチ間隔で種をまきました。播種期間中は早朝5時から圃場への散水を行い、日中に播種作業を行います。播種後は発芽まで毎日散水します。
杉浦さんは「中旬からの雨がやっとあがり、急いで播種作業をしている。年内の出荷量の減少が心配されるが、管理作業に工夫をこらすなど部会員みんなで力をあわせ例年通りの出荷スタートを目指したい」と話しました。 播種作業は9月上旬まで続く予定です。
- 機械を使い播種作業を進める杉浦さん
ニンジン防除へトラップ設置
2021/8/3
JAあいち中央碧南人参部会は、碧南市内の圃場にハスモンヨトウ対策としてフェロモントラップを設置しました。地域農業を守り、農薬の使用回数を減らし安全・安心な農作物を作ることを目的に行っています。同部会の組織再編により、今年から碧南露地野菜協議会から活動の主体を移しました。同市のブランドニンジン「へきなん美人」の播種作業前のこの時期に毎年行う予定です。
8月3日には碧南東部地区で部会員やJA職員ら10人が参加し、地区内58箇所に設置しました。今後は、同市の棚尾地区、大浜地区、前浜地区、隣接の西尾市内の約300箇所で順次行う予定です。
以前は台風などの強風でトラップが飛ばされるなどし、会員が回収していたが、一昨年から、設置台が強風にも耐えられる仕様にJA職員が改良。その結果、会員の回収する手間や危険性が減るという効果がありました。
部会の杉浦千秋部会長は「へきなん美人」の品質の維持には、本取り組みによるハスモンヨトウの防除が欠かせない。会員や関係機関、地域の方々の協力のもと、これからも継続していきたい」と話しました。
JAの部会事務局は「この取り組みによって、品質の良いニンジンを一本でも多く出荷していただきたい」と話しました。
部会は、同市の120人の生産者が所属し、約130ヘクタールでニンジンを栽培。20年度は約7800トンを出荷し、県内一の出荷量を誇ります。「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に北陸や関西方面へも出荷しています。
- 圃場にフェロモントラップを設置する
部会員ら
ニンジン・タマネギ暦確認しっかり
2021/7/16
JAあいち中央碧南営農センターは7月15、16日の2日間、碧南市港本町の同センターで「人参、玉葱こよみ説明会」を開きました。同JAの碧南人参部会、碧南玉葱部会の部会員を対象に毎年開いており、2日間で71人が参加しました。
同センターの久留宮拓馬さんが、栽培こよみと防除こよみについて昨年からの変更点を中心に説明しました。碧南人参部会生産管理リーダーの杉浦浩昌さんは「あと一ヶ月ほどでニンジンの播種が始まる。こよみを参考に今一度自分の畑の特徴を把握し、より良い農産物を生産してほしい」と話しました。
防除こよみは5月上旬に、JA職員が前作の反省を踏まえて原案を作成します。5月中・下旬にJAあいち経済連、肥料農薬メーカー、県普及課との協議で原案を見直し、6月上旬に各部会の役員が精査します。
- 栽培こよみの変更点を説明する久留宮さん
碧南人参部会長女性が初就任
2021/7/6
JAあいち中央碧南人参部会は7月6日、碧南市港本町のJA碧南営農センターで2020年度通常総会を開きました。部会員や市、関係機関の関係者ら66人が出席。21年度の事業計画や収支予算、部会規約の一部改正などを承認しました。
同部会初の女性部会長となった杉浦千秋さんは「今までイベントでのニンジンPRや「あいちの技人」として食育活動を中心に行ってきた。市場とのやり取りなど初めてのことばかり。ご指導いただきたい」とあいさつしました。
同部会では20年度、コロナ禍の中、レシピ動画の作成など「へきなん美人」のブランド力強化に向け新たなPR活動を行いました。また、部会改革委員会を立ち上げて組織体制を見直し、部会員全体が参加できる体制を整え、更なる産地強化を図りました。
同部会は、同市南部地区を中心に128人が約130ヘクタールでニンジンを栽培。20年度は約7800トンを出荷し、県内一の出荷量を誇ります。「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に北陸や関西方面へも出荷しています。
- あいさつをする杉浦部会長(右端)と新役員
新部会長 就任のご挨拶
2021/7/6
このたび令和3年度碧南人参部会の部会長という大役を担うこととなりました杉浦千秋と申します。
コロナ禍により社会情勢も一変し、ジュースの試飲や消費宣伝活動の自粛など、今までできていたことがなかなかできない状況であります。
そんな中でもやれることを考え実行し部会員一同知恵を出し合い「へきなん美人にんじん」を様々な形で盛り立てていく所存です。
今後もより一層のご愛顧、ご用命いただきますようお願い申し上げます。
- 杉浦部会長
銘柄ニンジン3回目の検査
2021/2/18
JAあいち中央碧南人参部会は2月18日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で、ブランドニンジン「へきなん美人」の品質検査をしました。部会では「へきなん美人」の品質維持・向上のため、年に1回、品質を検査しています。今年は出荷終盤となる3月上旬までの品質を維持するために検査回数を増やし、この日3回目の品質検査を行いました。
出荷された「へきなん美人」を生産者ごとに1ケース任意に抜き取り、部会役員や検査協力員、JA職員ら14人が検査しました。重量や入り本数の他、キズや曲がりなど12の評価項目が設けられ、生産者ごとに検査結果がまとめられました。結果は後日、個別に通知されます。
同部会の長谷部実副部会長は「「へきなん美人」の名に恥じない、きれいなニンジンを消費者にお届けしたい。残り僅かな期間だが、しっかりと選別に気を付けて出荷していく」と話しました。
同部会は、同市南部地区を中心に128人が約132ヘクタールでニンジンを栽培。県内一の出荷量を誇ります。「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に北陸や関西方面へも出荷し、1万トンの出荷を目指します。出荷は1~2月をピークに3月上旬まで続きます。
- 「へきなん美人」を入念にチェックする
部会員ら
児童の歌声売り場彩る 銘柄ニンジンPR動画
2021/1/30
碧南市立大浜小学校の3年生らが作成したブランドニンジン「へきなん美人」のPR動画が1月30日、イオン岡崎南店、東浦店の2店舗で流されました。動画は、特設売り場に設置されたデジタルサイネージで再生され、児童の明るい歌声が来店者の興味を引きました。児童らが作ったポスターも掲示され、売り場を彩りました。
同校は毎年、授業で地元名産の「へきなん美人」について学習し、今年度はその一環でPRのための動画やポスターなどを作成。成果物はJAあいち中央碧南人参部会にPR資材として提供され、今回初めて現場で活用されました。
動画の内容は、児童が作詞、作曲、振り付けを手掛けた「へきなん美人の歌」で、長さはおよそ40秒。「へきなん美人」の魅力を余すことなく伝えている。 イオンリテール株式会社東海カンパニー商品統括部農産グループマーチャンダイザーの宮地朗人さんは「PR動画がお客さんの足を止めるきっかけになり、非常に良い集客につながった」と話しました。
JAあいち経済連園芸部西部販売課の小久保智課長は「コロナ禍で試食などの販促活動が制限される中、産地と地域の人、販売先が一体となり、消費者にアピールできるすばらしい売り場ができた。とても効果的なPRになった」と話した。 JAあいち中央営農部碧南園芸課の磯貝祐二係長は「子どもたちが頑張って作ってくれた動画を活用させてもらい、「へきなん美人」の認知度向上につなげていきたい」と話しました。
- 特設売り場を盛り上げる「へきなん美人」のPR動画
「へきなん美人」を知って 児童が育て収穫
2021/1/26
JAあいち中央碧南人参部会は、碧南市がニンジンの産地であることや同市特産ニンジン「へきなん美人」を子どもたちに知ってほしいと、市内南東部にある3つの小学校に同部会役員が出向き、播種から収穫までの食育活動を10年以上行っています。
碧南市浜田町の碧南市立大浜小学校では1月26日、3年生児童約90人が9月の播種体験から育ててきた同市特産ニンジン「へきなん美人」を収穫しました。JA職員からニンジンの収穫方法について簡単な説明を受けた後、同部会の磯貝孝弘部会長らと一緒に、収穫を楽しみました。
収穫体験後には、児童らが「へきなん美人」をPRする目的で作った「碧南美人の歌」にあわせて、ダンスを披露し、指導にあたった部会員らへ感謝を伝えました。
磯貝部会長は「収穫するときの子どもたちの笑顔を見て、栽培指導して良かったと思えた。しっかり管理してくれたおかげで、予想以上に大きなニンジンができていた。お礼に見せてくれたダンスは涙が出そうなぐらい嬉しかった」と話しました。
種まきを体験した子どもたちは「丁寧に教えてもらえたおかげで立派なニンジンができた」「「へきなん美人」について勉強できてよかった。これからもおいしい「へきなん美人」をたくさんつくってほしい」と話しました。
- 「へきなん美人」の出来について確認する児童ら
ブランドニンジン「へきなん美人」掘りたて鮮度PR
2021/1/23
JAあいち中央はJAあいち経済連と連携し、1月23日の「碧南人参の日」にあわせて、県内4店舗のスーパーヤマナカで「JAあいち中央フェア」を開きました。ブランドニンジン「へきなん美人」を葉や砂の付いたまま「掘りたてにんじん」として新規で商品化するなど、同JAの農産物を販売したほか、産地やレシピなどの紹介動画を店頭で配信しました。同時に、対象の54店舗で、へきなん美人と米「あいちのかおり」をチラシ掲載し、24日まで販売しています。
フェアは名古屋市内2店舗(庄内通店、新中島フランテ館)、西三河地域2店舗(アルテ碧南、高浜店)で実施。「掘りたてにんじん」で“鮮度感”をアピールしたり、デジタルサイネージを使って、地元料理の「にんじんご飯」のレシピや、産地での生産方法を伝える動画を流したり、コロナ禍で試食販売等の販促活動が制限されるなかでも、来店者の目をひく売場としました。料理は購入者がすぐに作れるよう、レシピのリーフレットも配付。ニンジンとともに、トマトやナス、イチゴ、あいちのかおりなども販売し、管内産品をPRしました。来店客からは「レシピを参考に味わいたい」「穫れたばかりの見た目に惹かれて思わず手が伸びた」など好評でした。
ヤマナカの商品ユニット農産担当バイヤーマネジャー、野村翔吾さんは「JAや経済連との共同企画を行うことで、産地との関係づくりもできた。今後も地元の農畜産物を消費者へ届けていきたい」と話します。
- 葉・砂付きのへきなん美人などが並んだ新中島フランテ館でのフェア売場
「へきなん美人」知事に生育報告
2021/1/21
JAあいち中央碧南人参部会は1月21日、名古屋市中区の愛知県公館を訪れ、禰宜田政信碧南市長、石川克則代表理事組合長とともに大村秀章知事を表敬しました。磯貝孝弘部会長が碧南市のブランドニンジン「へきなん美人」2ケース(1ケース10キロ)を知事に手渡し、冬ニンジンの出荷がピークを迎えていることや2020年産の生育状況などの報告に合わせて、新型コロナウイルス感染症の渦中におけるPR方法などが話し合われました。
20年産は播種後、暑さや乾燥、豪雨に近い集中した雨などにより一部の圃場で被害はあったが、全体的に生育は順調。12月末時点で前年を2割上回る出荷量があります。
磯貝部会長は「PRが難しい時期ではあるが、収束した際には愛知県にもご協力いただき、「へきなん美人」の魅力を発信していきたい」と話しました。
大村知事は「県民により広く「へきなん美人」を食べて知ってもらえるように、たくさん出荷していただきたい」と話しました。
碧南市は冬ニンジンの指定産地に認定されており、県内一の出荷量を誇ります。出荷は1、2月をピークに3月中旬まで続きます。2月末までは「へきなん美人」のブランド名で中京市場を中心に北陸や関西方面へ販売され、8000トンの出荷を目指します。
- 大村知事(中央)とへきなん美人をPRする磯貝部会長(左から1人目)
銘柄ニンジン給食に提供
2021/1/21
JAあいち中央碧南人参部会は1月21日、碧南市の地産地消事業で「碧南人参の日」の給食メニューとして、同部会が栽培するブランドニンジン「へきなん美人」約450キログラムを碧南市2カ所の給食センターおよび同市内15カ所の保育園、こども園に提供しました。
子どもたちに地元の野菜の美味しさを知ってもらおうという取り組みで、管内の施設にJA担当者が手渡しました。翌22日に小学校で「碧南にんじんかき揚げ」、保育園、こども園で「碧南人参のきんぴらご飯」「人参ドーナツ」として給食に出されます。
JA碧南園芸課の磯貝祐二係長は「こどもたちに旬のへきなん美人を食べてもらい、知ってもらえたらうれしい」と語った。
1月23日は、「いい(1)人(2)参(3)」と読める語呂合わせと、碧南市のニンジンの出荷がピークを迎えることから、2008年にJA碧南人参部会が日本記念日協会に登録しました。
- 保育園でへきなん美人を
手渡す磯貝さん(右)
銘柄ニンジン「へきなん美人」 歌って踊ってPR
2021/1/19
碧南市立大浜小学校は1月19日、碧南市浜田町の同校体育館で同市のブランドニンジン「へきなん美人」のPRを目的に、オリジナルソングの動画撮影を行いました。動画撮影には同校3年生の児童約90名とJAあいち中央のキャラクター「ニンジロー」が参加しました。児童たちは周囲と距離を取りながら収録に臨みました。
同校では、毎年授業の一環で「へきなん美人」について学習しています。今年度は「へきなん美人を育てよう」をテーマに、地元名産の「へきなん美人」を育て広めるためにポスターやチラシ、商品ラベルを作成しました。児童でCMを作る取り組みも考えましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でJAの農業まつりが中止になったことで、CMではなく気軽に歌って踊れる「へきなん美人の歌」を作ることにしました。
児童が作成したポスターや動画を見た同JA碧南人参部会の部会員やJA職員が、児童が一生懸命学び、制作した物を販売の現場でも活かしたいという意向を学校側に打診し、今回の撮影に繋がりました。
作詞・作曲を担当した児童からは「緊張したけど、みんなと楽しく踊れて良かった」「自分たちにできることを精一杯やり、いいものができた」「最初は動きがそろってなかったけど、みんな頑張って素敵な動画が出来た」と話しました。
- 「へきなん美人の歌」にあわせて
元気いっぱい踊る児童ら
「へきなん美人」最盛
2021/1/13
県内最大のニンジンの産地碧南市で、冬ニンジンの収穫が最盛期を迎えています。1月から2月は、収穫量がピークを迎えるだけでなく、寒さが厳しくなることでニンジンが一番甘くなる時期。JAあいち中央碧南人参部会は「へきなん美人」のブランド名で出荷。鮮やかな紅色と強い甘さがあり、ニンジン独特の臭みが少ないのが特徴。中京市場を中心に北陸・関西方面に出荷しています。3月下旬まで総出荷量8000トンを目指します。
2020年産は、生育も順調に進んでおり、「へきなん美人」ブランドの名に恥じない品質に仕上がっています。19年産に比べて、1割増しの収穫量が見込まれます。
ニンジンは朝収穫するとひび割れの危険があるため、部会では昼からの収穫を中心としています。部会員の杉浦正人さんの圃場では、専用の収穫期でニンジンを次々と引き抜き、作業を進めました。水洗い後、等階級ごとに選別、箱詰めしました。
杉浦さんは「例年通りのおいしいニンジンができた。1、2月は寒くなってきて糖度も高まり、「へきなん美人」が一番おいしい時期になる。皮を剥かず、野菜スティックなどで、「へきなん美人」本来の味を楽しんでほしい」と話します。
1月23日は「碧南人参の日」。量販店や経済連と協力して、葉付き砂付きニンジンの新規商品化や、栽培風景や地元料理のレシピ動画の店頭での配信などのPRに取り組んでいく予定です。
- 最盛期を迎えた「へきなん美人」の
洗浄作業